NTTコム オンライン・マーケティング・ソリューションは10月11日 、「クレジットカード」に関する調査結果を発表した。調査は7月25日~26日、同社運営サービス「NTTコム リサーチ」に登録する18歳以上の男女1,121名を対象に行われた。
利用するキャッシュレス決済手段を聞いたところ、「クレジットカード」が78.2%でトップに。次いで、「スマートフォン決済」(48.2%)、「カード式の電子マネー」(42.1%)と続き、年齢層が高いほど「クレジットカード」「カード式の電子マネー」の利用率が高い傾向に。
また、18〜29歳のキャッシュレス決済手段非保有率は37.3%と、全体平均の13.2%を大きく上回る結果に。そこで、非保有者を除いた18〜29歳のキャッシュレス決済手段の利用率を見ると、「デビットカード」と「スマートフォン決済」の利用率が全体平均より高かった。
続いて、日常的なシーンごとに、どのような決済手段を利用しているのか尋ねたところ、クレジットカードを使用する割合が高いシーンは、「デパート」(69.2%)、「公共料金の支払」(84.6%)、「飲食店」(61.6%)で、現金がキャッシュレス決済を上回ったのは「タクシー代の支払い」のみ。「スーパーマーケット」では、クレジットカード利用が55.1%、現金利用が46.1%。「コンビニ」では、スマホ決済が45.0%、現金が40.4%、クレジットカード利用が27.9%と、タクシー以外のシーンではキャッシュレス決済が現金決済を上回った。
次に、複数のクレジットカードを使い分ける理由を聴取したところ、「ポイント機能がついているので店舗ごとに使い分ける」(72.1%)や「割引や特典があるので店舗ごとに使い分ける」(59.8%)が多い結果に。
また、最も良く使用するカードを使用する理由は「ポイントを貯めているから」(71.7%)が最多。さらに、キャッシュレス決済を利用するようになった理由においても、「ポイントが貯まる(還元率が良い)」が最も多く、いずれも共通して、「ポイントを貯める」ことが最大の理由になっていることがわかった。