日本コカ・コーラでは10月17日より『紅茶花伝 クラフティー 白ぶどうフルーツティー』を全国発売する。白ぶどうを主役に6種の果実の味わいをブレンドしたのが特徴。担当者は「カフェで飲むような、上質でこだわりの詰まったフルーツティーになっています」とアピールする。なお発売にともない18日より、女優の小芝風花さんが主演するテレビCMが全国放映される。

  • コカ・コーラでは10月17日より「紅茶花伝 クラフティー 白ぶどうフルーツティー」を全国発売する。容量は440ml PETで価格は176円

素材と製法のこだわり

新商品の『紅茶花伝 クラフティー 白ぶどうフルーツティー』は、手摘セイロン茶葉をじっくり抽出したこだわりの紅茶に長野県産シャインマスカットエキスを加え、白ぶどうを主役にした6種(白ぶどう、ピーチ、マンゴー、オレンジ、りんご、レモン)の果実の味わいをブレンド。はちみつで爽やかな甘みを足すことで、すっきりとした上品な味わいに仕上げている。

  • 素材と製法のこだわり

登壇した日本コカ・コーラ マーケティング本部の田中惇也氏は「お客様がフルーツティーに求める、フレッシュな果汁感、ほどよい甘さ、すっきりとした後味を実現しました。飲むことで気分が華やかになる、紅茶本来の楽しみを感じてもらえる商品です」と説明する。

  • 日本コカ・コーラ マーケティング本部の田中惇也氏

開発には約6か月の時間をかけ、約56回の試作と試飲を繰り返した。モニター調査では「飲んだ瞬間にフルーツの味が口いっぱいに広がり、みずみずしい満足感を得られた」「フルーツと紅茶の味のバランスが良く、甘さ控えめなので飲み飽きない」「さっぱりしていてグイグイ飲めた。食事にも合いそう」といった声が聞かれたという。

  • 紅茶花伝シリーズのラインナップに仲間入り

田中氏によれば、直近12か月の紅茶飲料市場は飲用者数+4.2%、飲用本数+4.5%、購入頻度+2.6%と順調に拡大している。この理由については「コロナ禍のユーザーインサイトと結びついている」と分析。以下のように詳しく説明した。

「在宅ワークが増加したことで、仕事や家事の合間に効率よく気分転換したいと考える人が増えました。またマスクの着用が必須となったことで、コーヒーなどにおいや後味が残る飲料は避けられる傾向に。そして健康意識が高まったことで、甘さがあっても罪悪感のないものが好まれています。さらには日常をもっと楽しみたい、というニーズが拡大した。そこで華やかな香り、多彩な味わいが楽しめる『紅茶』が、いま日常のちょっとした気分転換として選ばれているのではないでしょうか」(田中氏)。

特にフルーツティーに限れば、直近の4年間で平均成長率が+11.9%と大きく拡大中。直近12か月の飲用者数が+11.8%、飲用本数が+12.3%、購入頻度が+12.3%と、いずれも2桁増で推移しているという。

  • フルーツティー市場の動向

ちなみに紅茶花伝は今年(2022年)、ブランド誕生から30周年の節目を迎えた。本格的で上質な紅茶ブランドを目指す姿勢は、これからも変わらない。田中氏は「格式ばらず気軽に、けれど本格的で上質な紅茶をその日の気分に合わせて選べるブランドとして今後も展開します。紅茶花伝によって、皆さんの日常がちょっと豊かになったり、気持ちを前向きにしてもらえたら幸いです」と笑顔をつくった。

  • 紅茶花伝は30周年

このあと発表会では、Instagramで人気の料理研究家 橋本彩さんが登壇。新商品を使ったアレンジレシピを披露した。

  • 料理研究家 橋本彩さん

レシピは、紅茶花伝 クラフティー 白ぶどうフルーツティーを使い、りんごジュレ、粉ゼラチン、はちみつなどを加えて完成。見た目も鮮やかな「アップルジュレ入りフルーツアイスティー」は、大人も子どもも楽しめる紅茶になっていた。

  • アレンジレシピを考えるのも楽しい