トナリスクはこのほど、10月10日のスポーツの日にあわせて、「自宅の運動で気をつけていること」について調査を実施した。

同調査は2022年9月10日~13日、全国の16~90歳の男女882名を対象にWeb上でのアンケート調査にて行った。

  • 半数近くが気をつけていることは「ジャンプ・飛び跳ねをしない」

自宅で筋トレ・運動することがある人が、自宅の運動で気をつけていることは「ジャンプ・飛び跳ねをしない」(48.9%)が最も多く、次いで「マットやクッションを敷く」(34.4%)だった。「特に気にしていない」という人は18.7%いた。

  • 一軒家の人でも約7割は自宅の運動で気をつけていることがある

自宅が「一軒家」なのか「マンション・アパート」なのかでわけてみると、一軒家に住んでいる人のうち「特に気にしていない」のは29.2%。マンション・アパートに住んでいる人では、「特に気にしていない」は7.8%で、大きな差が出た。

マンション・アパートに住んでいる人と比べると大きな差が出たが、一軒家の人でも約7割(「特に気にしていない人」以外)は気をつけていることがあるとわかった。

マンション・アパートに住んでいる人では、67.5%と7割近くもの人が「ジャンプ・飛び跳ねをしない」ように気をつけていた。

<自宅で運動するときの工夫など>

・「スクワット、インナーマッスルを中心にやります。音が出てしまう系やジャンプ系は当然、外でやりますね」(40代男性、埼玉、マンション・アパート)
・「Bluetoothイヤホンを使用し、マットを使用して防音対策をしている」(40代女性、佐賀、一軒家)
・「その場ジョギングは玄関でやると迷惑が少ない気がする。スニーカー履けるし」(40代女性、愛知、マンション・アパート)
・「主に動画サイトを見ながらやっています。『マンションでもOK』などのタイトルがあるものをよく選んでいます」(40代女性、兵庫、マンション・アパート)
・「ルームランナーは人の起きている時間にするようにしている」(60代男性、大阪、一軒家)

今回の結果を受けて、同社代表の松尾大史氏は「マンションやアパートでは、響きやすい運動には特に注意」と指摘し、以下のようにコメントしている。

「今回の調査で、マンション・アパートと一軒家では大きな意識差があることが改めてわかりました。マンション・アパートは騒音でのトラブルになりやすく、注意が必要です。騒音というと話し声やテレビの音を想像するかもしれませんが、実際に問題になりやすいのは足音 や家具移動などで発生する『床衝撃音』です。今回のアンケートで上がった『ジャンプや飛び跳ねしない』『マットを敷く』『器具を落とさない』等がまさにポイントになりますので、迷惑にならないように注意していきましょう」。