雪印メグミルクは、「中高年に対する外出・骨の健康に関する調査」の結果を10月7日に発表した。同調査は、全国40歳〜79歳の男女500名を対象に実施したもの。

はじめに、運動量がコロナ禍でどのように変化したかを尋ねると、全体の約半数が「コロナ禍で運動量が減った」と回答。次にコロナ禍以降、骨が弱まったかどうかを尋ねると、「骨の弱まりを感じる」と答えた人は、約20%という結果に。

続いて、中高年世代の約65%は「コロナ禍で外出を我慢していた」と回答し、約80%は「コロナ禍で外出が減っていた」と答えた。さらに、約55%は「今年の秋こそは、アクティブに動きたい」と考えていることが判明。

続いて、秋のお出掛け先の予定を調査すると、第1位「旅行」、第2位「神社仏閣巡り」という結果に。今まで行けなかった場所へ行くため、身体を動かす予定がある人が増えていることが判明したという。

次に、自身が要介護となることに不安を感じるかどうかを尋ねると、中高年世代の約70%が「不安を感じる」と回答。さらに、約90%が「自身が介護されることに対し、迷惑をかけたくない」と答えた。

今後自分が介護をされる場合、不安を感じるものを尋ねると、最も多かったのは「経済的な負担」(62.6%)。次いで「自分のことが自分で出来なくなること」(57.0%)、「人に迷惑をかけること」(46.0%)と続いた。

さらに、「子供への負担を不安に感じる」という声も約35%あった。その反面、「自分の健康状態を子供に伝えている」と答えた人は半数で、さらに家族間で"骨が健康かどうか"を確認しあうようなコミュニケーションがとれている人は3割以下にとどまった。