女優の横田真悠が地上波連ドラ初主演を務めるカンテレ・BSフジ共同制作ドラマ『コンビニ★ヒーローズ ~あなたのSOSいただきました!!~』(カンテレ18日スタート毎週火曜24:25~、BSフジ22日スタート毎週土曜24:00~)の4話から10話に出演するゲストが11日に公開された。
同作品は、横田、尾崎匠海(INI)、ちゅうえい(流れ星☆)、佐伯大地、横内亜弓演じるコンビニ店員の5人が“お節介ヒーロー”となり、常連客の悩みを解決する痛快コメディドラマ。横田は、客のわずかな行動の変化から心の揺らぎを察知し、その人が抱えるさまざまなハラスメント問題を暴き出す正義感の強いバイト店員を演じる。
これまでに発表された5人のヒーローズと矢吹奈子(HKT48)、斉藤慎二(ジャングルポケット)ら1〜3話のキャストに続き、今回は4〜10話に出演するキャストが決定。第4話の「なんでもアップロードハラスメント」には、大バズりを狙う4人組の高校生・こたつ(フォーエイト48)、安斉星来、大出菜々子、久保田直樹が、第5話「恩返しくれくれハラスメント」には卓球銅メダリスト・貴島明日香、小学校時代のコーチ・岡野陽一が、第6話「一緒にワクワクしようぜハラスメント」には売り上げ維持のために頑張る社員・洲崎貴郁(ラニーノーズ)、ワクワクを追い求める社長・鈴之助が、第7話「サバサバ押し付けハラスメント」には先輩刑事に憧れを持つ後輩・工藤美桜、度が過ぎるサバサバ系の刑事・未来が、第8話「見せかけ優しさハラスメント」には夫の優しさに振り回される妻・辻凪子、自分の都合や好みを重視する夫・杉森大祐が、第9話「夢を叶えろハラスメント」には尾崎の同級生の陸上選手・中村拳司が、第10話「気遣い顔して土足でズカズカハラスメント」には街の市長・森田哲矢(さらば青春の光)、市長秘書・白間美瑠が出演する。
さらに、ドラマ主題歌を担当するINIのメンバーたちがシークレットゲストとしてドラマに出演することも決定。どのメンバーがどんな役なのかは放送で知ることができる。
出演者のコメントは以下の通り。
■こたつ(フォーエイト48)
僕はもう25歳なんですけど、7歳若返った18歳のごく普通の、どこにでもいるちょっとチャラめの高校生の役を演じます。昔、青春を味わえなかった分、俳優の仕事で、青春ものや高校生の役をやりたいとずっと思っていて、学生に対する憧れでもあったので、すごくうれしいです! 小学5年生の時、みんなの前で夢を発表する機会があって、「俳優になりたい」と言ったら、全生徒だけでなく、先生にも笑われて、悔しい思いをしたことがあります。俳優は一番やりたかった仕事で、そのために専門学校にも通ったりもしていたので、今回「長年の努力が実ったな」と思います。今回、ずっと自分に置き換えながらリョウを演じていました。「いつめんず」のメンバーがブチ当たって、喧嘩するシーンがあるのですが、めちゃめちゃYouTuberあるあるなんです。今回の話と一緒の内容で、実際に喧嘩したことがあるので、すごく共感できたし、「仲間を大切にしないといけない」というメッセージ性を強く感じました。
■貴島明日香
ドラマのタイトルにインパクトがあって面白いと思いました! こういったコミカル要素の強いドラマに参加したことがなかったので、ワクワクしながら台本を読んでいました! 関西出身なので、関西テレビのドラマに出られることが素直にうれしかったです。岡野陽一さんは“クズ芸人”さんとしてのイメージが強かったのですが、本番前に何度も台本を読み返していらっしゃったのが印象深いです。すごく真面目な方だなと思いました。ただ、役としてのクズさはバッチリでさすがでした(笑)。あと、怪人になった時の姿が本当にツボで、重要なシーンなのに、笑いを堪えるのが大変でした。サクラは、あまり思ったことを口に出せず、背負い込んでしまうタイプで、そんなサクラに共感できる点が多かったです。岡野さん演じる沼田との関係がどうなるのか……ぜひ注目してください!
■岡野陽一
若者の役はもちろんできない。おじさんしかできない。でも、金を持ったおじさんの役はできない……。私、本当に恐ろしく演技の幅が狭い人間で、できるか不安だったのですが、今回の役は、全く無理をしなくていいストライクのおじさんで、お話がめちゃくちゃ面白くて、本当に無理せず楽しくやらせていただけました。ちゅうえいさんとは、昔からライブでも、パチンコ屋さんでもよくご一緒させていただいていたので、共演できてうれしいです。沼田健一は世の中のおじさんの悪い部分だけを集めてできた人間です。もし、見ていて、沼田に共感できるおじさんがいたら、本当に良くないので直してください。そういうきっかけになれたら幸いです。
■洲崎貴郁(ラニーノーズ)
昔、自分たちで芝居公演をやったり、先輩が立ち上げた“劇団コケコッコー”という劇団で、何度か舞台芝居を経験していた中、こうして関係者の方の目に留まり、映像作品に参加できるなんて、本当にうれしく思います! 決まってから母親にもすぐLINEをしました! 今のところ既読無視ですが! 河松はいいやつです。ただ、闇を抱えていると言うと大袈裟ですが、周りに合わせてしまう行為は皆さんも共感できる部分があるのかもしれません。ヒーローズ含め、登場人物の中で一番まともなのは河松なのかもしれないです(笑)。絶妙にダサい服装にも注目です!
■鈴之助
脚本を読んでぶっ飛びました。むちゃくちゃ面白いんですよ。まさに、劇中の迫田と同じように僕もワクワクが止まりませんでした(笑)。ラニーノーズ・洲崎さんは、迫田と対になる静の演技がすばらしかったです。そして、本番で僕がどんなに突飛なことをしても、全て合わせてくれるので、思いっきり迫田を演じることができました。本当にありがとうございました。二人の友情も描いているのでぜひ楽しんでいただけたらと思います。撮影の合間はお互いにドラゴンボール好きだったので、そこで話が盛り上がったのも楽しかったです(笑)。迫田は「ワクワク」を追い求めるがあまり、それに憑かれて周りが見えなくなってしまった人間です。ただ、心の奥には会社や河松への純粋な想いがあふれているんです。現実にも、一点に固執するがあまり、本来の目的とは違う方向に行ってしまうことってありますよね。そんなワクワクに狂っていく様を表現できたらいいなと思いました。あと、アカリ役の横田真悠さんとの対決シーンは手に汗を握ること間違いなし(笑)ですので、どうぞお楽しみに。
■工藤美桜
タイトルに「ヒーローズ」がついているだけあって、すごくワクワクしました(笑)。台本を読んだとき、すごく面白くて撮影が楽しみでした! 泉の上司である夏希役の未来さんは、とても優しくて気さくな方で、お芝居でもさまざまな夏希の顔を見せて下さってうれしかったです。泉は、典型的サバサバ系女子の夏希先輩に憧れとリスペクトを持って、自分も追いつこうと努力しているのですが、その裏に少し違う気持ちも抱えています。頑張っている泉の愛らしさに、ぜひご注目下さい!
■未来
企画書や台本をいただき、その時点でとても面白い作品だと感じていたので、これが映像になったらより面白くなるんだろうなと、撮影をする日がとても楽しみでした。そして、何より自分が怪人になる日が来るとは思っていなかったので驚きました(笑)。工藤美桜さんは、撮影中はもちろん、それ以外の時間もずっと一緒にいたので、撮影が終わってしまうのが寂しいと感じるくらい最高のバディになれました。とても楽しく一緒にお芝居をさせていただける方で、安心して、集中して、撮影に入りこめたのは工藤さんと共演させていただけたからと思っています。夏希は過去に辛い思い出があるが故にサバサバ女子になろうと決意した少し切ない役だと思います。サバサバとネチネチの振り幅を出せるよう撮影現場でも試行錯誤したので、そこに注目していただけたらうれしいです!
■辻凪子
ドラマ『猪俣進と8人の喪女』以来の大阪の関西テレビさんでの撮影で、またあの暖かいチームの皆さんとコメディ作品を作れるんだと思うと、うれしくて一人で舞い上がっておりました。杉森さんと初対面でいきなりの夫婦役だったのですが、「前世でお会いしていました?」と思うくらい、息ぴったりで驚きました。怪人のプロかと思うほど、杉森さんの怪人の演技がお上手で、一同で拍手させていただきました。亜紀は、素直に旦那さんの意見を受け入れるのがいい所でもあり、悪いところでもある。そんな彼女をコンビニ★ヒーローズが助けに来てくれる! その助け方が、笑いが堪えられないほど面白かったのでご注目です!
■杉森大祐
コメディドラマに真面目に取り組めることがすごくうれしかったです。さらに、人生初のヒーローモノなので、子どもに自慢できると思います! 辻さんとは、初対面、初共演、そして、ラブラブ夫婦……という役者あるあるを体験いたしました。でも、そんな事はお構いなしの女優さんがそこにはいました。私は、おんぶにだっこに添い寝状態でした。ありがとう! 辻さん! 優志は真面目で、相手を気遣う優しい男です。ただ、物事をより良くするために効率を求めます。無駄な事を省いたことで、相手が助かったと喜んで、自分も一緒になって喜んでいます。でも、怪人になっちゃうんです。“優しい”って、時に怖いですね。その過程を見て欲しいです。
■中村拳司
子どもの頃に、ヒーローになりたいと短冊に書くぐらい戦隊モノの番組が大好きだったので、出演が決まり、とてもうれしかったです! ただ、子どもの頃の自分に、お前は将来、ヒーローじゃなくて「怪人」になると言ってあげたいです(笑)。青太役の尾崎匠海さんは、とても爽やかなイケメンでした!お芝居ではしっかり向き合ったのですが、撮影スケジュールもタイトであまり話す時間が取れなかったので、また会う機会があればゆっくりお話してみたいです。身も心も怪人になりきって演じさせていただいたので、是非注目していただきたいです!
■白間美瑠
私が演じる福山は市長の秘書で、市長さんが気遣いのつもりで言ってくれていることに実はストレスを抱えているという役です。市長役の森田さん(さらば青春の光)は、とにかく顔の迫力がすごいです(笑)。その他にも声の大きさや勢い、表情の豊かさを見て、すごく勉強になりました。市長と二人で話しているシーンで、失礼な言葉を市長に言われるのですが、福山は顔に出ちゃうんですよ。ため息をついたりとか、「ちょっと何言ってんの?」っていう顔になってしまったり。私も気持ちがすぐに全部顔に出ちゃうタイプなので、そこは福山と似ているのかなと思います。HKT48 の(矢吹)奈子ちゃんが出演すると聞いて、どういう役かすごく気になりました。NMB48の川上千尋ちゃんも怪人役で出ると聞いているので、放送が楽しみです。
■森田哲矢(さらば青春の光)
『猪又進と8人の喪女』と同じ、見慣れたスタッフさんがたくさんいて、頼もしくて、すごくやりやすかったです。僕が演じる市長は、土足でズケズケと他人の心の中に入っていく、今の時代では許されないパワハラ、セクハラ発言が目立つ人です。今回、怪人役を演じるにあたって、どこまで思い切ってやっていいのかが難しかったです。ある程度はいいかなと思いながらも、最終話でシリアスな部分もあるので……。そもそも怪人の役作りをしたことがないので、その都度監督に聞きながら演じました。コメディをしっかり分かっている山田能龍さんとナベちゃん(渡辺佑欣)が書いた脚本は、やっぱり面白かったです。このドラマを見て、身につまされる人がいることを願っています……というか、改めてもらえたらなと思います。あと、僕の怪人の衣装が意外にしんどいんだぞ、というところも見てもらいたいです(笑)。