サッカー元日本代表の内田篤人が、フジテレビで中継される『2022JリーグYBCルヴァンカップ決勝・セレッソ大阪×サンフレッチェ広島』(22日13:00~)で、中村憲剛とW解説を務める。
内田はおととし、昨年に続きこれが3度目の決勝戦解説。2020年の『ルヴァンカップ決勝』が自身の解説者デビューでもあった内田は、この決勝カードについて「両者がっぷり四つ、ごまかしのきかない戦いになる」と語る。また、内田は3年連続で「ルヴァンカップ決勝アンバサダー」を務めることが決定。中村はこれがフジテレビサッカー中継初の解説となる。
決勝当日には、昨年好評だったYouTube連動企画「ルヴァンプライムシート」を実施。実況席の内田と中村の間に「360度カメラ」を設置し、内田と中村の間に座っている視点をVR配信。2人の解説者の言葉だけでなく、表情・アクションなど普段の中継では見ることのできない部分も「フジテレビスポーツYouTubeチャンネル」で配信する。
副音声では、昨年セレッソ大阪の一員としてまさにこの決勝の舞台で敗退し、悔しい思いをした大久保嘉人が、見取り図と共に中継を盛り上げる。
決勝1週間前となる15日には、事前特別番組『~2022JリーグYBCルヴァンカップ決勝直前~Jリーグ大好き芸人集結! ルヴァンカップ名場面ランキング』(16:00~)を放送。番組独自の目線で選んだ過去のルヴァンカップの名場面をランキング形式で紹介。Jリーグへの愛にかけては誰にも負けないという芸人、女性芸能人が登場する。
コメントは、以下の通り。
■内田篤人
――決勝の見どころについて
「セレッソはおのおのに個人技があり、スピードのある選手やゲームを作れるベテランがいて、全体的に今勢いのあるチームですね。去年は決勝で負けているので、今回はリベンジするという気持ちがすごく強いと思います。広島は前からのプレスが非常に強く、後ろから選手が湧き出てくるように押し上げてきますので、そこから引っかけてチャンスを作って点を取るような印象が強いですけれど、最終ラインは対人も強いし、経験ある選手もいるし、キーパーももちろんいいですし、安定しているなという感じです。前から行くという、やることがはっきりしている広島に対して、それをセレッソがかいくぐるのか、蹴って落ち着かせるのか。セレッソDF陣、監督の判断はどうなのかですね。直近の対戦成績は広島の方に分がありますが、ここまで来れば一発勝負ですし、両者がっぷり四つ、ごまかしのきかない戦いになるので、見ものだと思います」
――中村憲剛とのW解説について
「現役時代はお互いA代表でもプレーしていましたので、憲剛さんがどんなことを考えてプレーしていたのか、隣りで聞きながら決勝を見られるわけですから、勉強というか授業を受ける感じで楽しみたいですね。二人のポジションが違うので、考えていることも気づくところも違うと思うし、憲剛さんの邪魔をしないように頑張ります」
■植村敦チーフプロデューサー
「内田篤人さん、中村憲剛さん、大久保嘉人さんの豪華な元日本代表がこの度集結しました。お三方のお力で、30回となる記念すべき大会を盛り上げていければと思います」
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