俳優の野間口徹が、フジテレビ系ドラマ『PICU 小児集中治療室』(10日スタート、毎週月曜21:00~)に、17日放送の第2話から出演する。
野間口が演じるのは、丘珠病院PICUの求人に“待った”をかける札幌共立大学病院・救急科科長の渡辺純。北海道知事・鮫島立希(菊地凛子)の熱烈な働きかけにより、3年越しでようやく設置された丘珠病院PICUだが、圧倒的人材不足で急患を受け入れられる状況ではなかった。PICU科科長の植野元(安田顕)は必死で求人に奔走するが、一向に集まらない。その裏には、PICU設立に猛反発している渡辺の言動が影響しているようで…。
渡辺は北海道足寄町の出身で、札幌や旭川などの大都市から離れた地域で生まれ育ったため、限界集落での医療の厳しさは身に染みて感じており、北海道におけるPICUの必要性を誰よりも理解しているはずだった。そんな渡辺がなぜ、執拗にPICUへの人材派遣を阻止しようとするのか。武四郎(吉沢亮)たちの前に立ちはだかる強敵となる。
コメントは、以下の通り。
■野間口徹
「子を持つ親としては、涙を堪(こら)えるのが難しい内容ではありました。寄り添う人、反対する人、巻き込まれる人、それぞれが最低限抱えているのが“子供への愛情”であるのが、涙を誘う理由なのでしょう。きっと皆様の心のどこかを揺さぶる作品になっていると思います。楽しみにしていて下さい。揺さぶりますので」
■金城綾香プロデューサー
「野間口さんは普段は柔らかい印象で、とても優しいすてきな方なのですが、嫌味な人や危険な人、怖い人を演じていただくと本当にハマって、血の通った人物にしてくださるんです。渡辺先生は、丘珠病院のPICUの医師たちに酷なことも告げますが、それは彼なりの考えがあってのことです。信念を持った人同士のぶつかり合いのドラマを、楽しみにしていただきたいです」