キャリアデザインセンターは10月6日、「転職活動」(に関する調査結果を発表した。調査は8月25日~9月5日、同社運営サイト「女の転職type」会員638名を対象に、WEBアンケート方式にて行われた。
転職したいと思った理由を尋ねたところ、「年収アップしたい」(54.2%)、「仕事内容が不満」(39.6%)、「人間関係をよくしたい」(29.3%)が上位となり、年代別の特徴としては、30代は「家事・育児との両立」「リモートで働きたい」、40代は「正社員になりたい」、20代・30代は「残業時間が多い」が目立つ結果に。
また、会社選びで重視することを聞くと、1位「給料・待遇が魅力的」(73.2%)、2位「仕事内容が魅力的」(58.0%)、3位「希望の勤務地」(45.6%)となり、全年代でトップ2は同じだったが、30代では「柔軟な働き方(リモートワーク、時短など)」を重視する人も多かった。
行きたい会社が見つかった場合に、求人情報を見る以外に行う情報収集を聞いたところ、「企業のHPを見る」(84.5%)と「企業の口コミサイトを見る」(77.0%)に回答が集中。
次いで「SNSで評判を調べる」が30.6%で続いたほか、「社員のSNSを見る」(9.9%)、「社長のSNSを見る」(9.4%)という人も。特に、「Twitter」や「Instagram」(同率1位で66.7%)、「Facebook」(52.7%)をチェックする人が多いことがわかった。
次に、面接対策として行っていることを教えてもらったところ、「転職サイトの面接対策ページを確認する」(66.3%)や「インターネットで面接対策を検索する」(64.1%)が上位に。
また、書類選考に通過し、企業から面接日程の調整連絡が来たのに、無視したこと(返信しなかったこと)はあるかどうか尋ねたところ、全体の10.6%が「ある」と回答。若い年代ほど「ある」の回答率が高く、内定を獲得しやすい年代ほど無視する傾向にあることがわかった。