MMD研究所は9月2日〜5日、「2022年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」を実施した。同調査はスマートフォンを所有する20歳〜49歳の男女1万人を対象に行われたもの。
まず、恋人探しをする際の出会いの場所や手段について聞いたところ、「職場や学校での出会い」が52.7%で最多となった。現在のパートナーと出会った場所や手段については、「職場や学校での出会い」(34.7%)、「友人や家族からの紹介」(19.9%)、「マッチングサービス・アプリ」(7.4%)の順に多くなっている。
マッチングサービス・アプリについては全体の32.5%が「知っている」と回答。うち、7.1%が「現在利用している」、39.8%が「過去に利用していた(現在は利用していない)」と回答しており、合わせて46.9%が利用経験がある事も分かった。
利用経験のあるマッチングサービス・アプリは、「Pairs」が50.8%で最多となり、以下「with」(22.5%)、「タップル」(21.1%)が続いた。
マッチングサービス・アプリにおいて成約した経験については、53.6%が「ある」と回答。現在のパートナー・恋人と出会ったマッチングサービス・アプリにおいても「Pairs」が33.3%で最多となっている。
自身が利用経験のあるマッチングアプリ・サービスのうち、友人におすすめしたいと思うものがあるかについては、74.8%が「ある」と答えた。
おすすめの理由は、「出会いの多さ」(37.1%)、「登録者の多さ」(36.4%)、「恋人ができる」(27.7%)の順に多い。
次に、マッチングサービス・アプリ利用経験者500人を対象にマッチングサービス・アプリでのトラブル経験について尋ねてみた。
マッチングサービス・アプリにおけるトラブルを経験した人は44.6%。具体的なトラブルの内容については、「すっぽかし/ドタキャン」が26.5%で最も多く、次いで「顔写真が加工されており実物とは違った(本人の顔写真だがイメージと差があった)」(26.0%)、「恋活/婚活ではなく性行為を目的としていた」(19.3%)が続いた。