“日本一のコント師”を決める『キングオブコント2022』が、本日8日(19:00~)にTBSで生放送される。2020年以来、2度目の決勝進出を決めたお笑いコンビ・ロングコートダディ(堂前透、兎)に意気込みを聞いた。
堂前は「初めてのときはすごく浮かれていたんですけど、今年は浮かれていないです」と2度目の決勝進出を決めた心境を明かし、兎は「僕らは今年(シードで)準々決勝からの参戦で、準々決勝が動画審査だったのでそこまでコントをやっていなくて、実感も湧かないまま準決勝に。それにポッと参加させてもらってフワフワした感じでした。そして、合格できて、総括するとうれしいです」と話した
そして、兎が「2年前は素人に毛が生えた程度だったと思う」と言うと、堂前は「剛毛やけどね(笑)」とポツリ。兎は「素人に剛毛が生えた感じで、剛毛素人でした(笑)。でもこの2年間、テレビでネタをする機会が増えて、落ち着きと心の余裕が生まれていると思います」と続け、堂前が「安らぎと」と補足。兎は「楽しみながら虎視眈々と優勝を狙いたいと思います」と力を込めた。
「オールザッツ漫才」でも優勝した2人。堂前は「しっかりコントが評価されるようになったのはうれしいです。『M-1グランプリ』にも出ていますが、僕らはコントのほうが好きなので、個人的には獲りたいタイトルはこっちですし、獲ってしまいたいという感じです」と話し、兎は「後輩から一目置かれる存在になれてきたかなというのを感じていて、ネガティブなことが言えなくなったので窮屈ですね(笑)。スベったときに俺はダメだとか言っていたら後輩に示しがつかないので、家に帰ってから言うようにしています。魚を話し相手に飼い始めて、ネガティブなことを言って育てています」と笑いを誘った。
最後に、堂前は「絶対優勝するんだもん 星マークをつけてください☆」とキュートに意気込みを述べ、兎も「もん☆」と乗っかった。
今年も昨年に続き、ダウンタウンが総合MCを務める『お笑いの日2022』(14:00~21:54)を8時間にわたって生放送。そのフィナーレとして『キングオブコント2022』が放送される。15回目となる今回、審査員は昨年同様、松本人志(ダウンタウン)、飯塚悟志(東京03)、小峠英二(バイきんぐ)、秋山竜次(ロバート)、山内健司(かまいたち)が担当する。
決勝進出を決めた10組は、いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディ(50音順)。参加総数3018組の頂点に立ち、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。
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