“日本一のコント師”を決める『キングオブコント2022』が、本日8日(19:00~)にTBSで生放送される。3年ぶり2度目の決勝進出を決めたお笑いコンビ・かが屋(加賀翔、賀屋壮也)に意気込みを聞いた。
2019年以来の決勝進出に、2人は「めちゃくちゃうれしいです」「2回目出られるんだ、よくやったなという感じです。安心しました」と感激。加賀は「(準決勝の)会場が1800人規模で、自分たちは狭い劇場でやる小さいネタが多くて、後ろのほうまで見えるか心配だったんですけど、思ったより笑ってもらえた気がして、これはいいんじゃないかと思ってエゴサーチをしたら、僕らのファンの人だと思いますが『かが屋が会場の広さで苦戦していた、クソー!』と書いている人がいて、僕が自惚れてただけで全然届いてなかった」と振り返りつつ、決勝進出を喜んだ。
昨年からパワーアップするためにボイストレーニングに通うようになったという2人。加賀が「かが屋は静かなネタが多いんですけど、けっこうしっかり声を出すというか、ボイトレしたので違うこともできるぞということを見せたい。声が大きいというのは迫力が増すので笑いにつながっていると思います」と言うと、賀屋は「逆にマイクが割れないように気を付けたいと思います」と笑いを誘った。
すると、加賀が「でもお前、ボイトレさぼってるよな? 僕は毎週行っているんですけど、賀屋は行ってないらしくて」と暴露。賀屋が「忙しくて」と言い訳すると、加賀は「一緒だよ! このままだと僕の声だけデカくなる」とツッコんだ。
決勝進出者10組の顔ぶれについては、賀屋は「戦うのが嫌だなと。このメンバーで普通にライブやって、1000万円を飲み会で使いきりたいです。あと、かが屋、ビスケットブラザーズさん、ネルソンズさんは2019年に出させていただいたときに同時に初めてで、今回この3組が2回目なんです。しかも2019年のときにみんな点数が446点の6位だったんです。“チーム446”と言って慰め合った集団があって、今回みんな気合いが入っている」とコメント。
加賀は「今日、吉本の人たちと楽屋が別だったんですけど、会いたすぎて吉本の人たちの楽屋の前をウロウロしていてました。本当によくしてくださっている皆さんで、うれしいなって。誰が優勝しても喜べる人たちが集まったので逆に嫌だなという気持ちがあり、感情が爆発しちゃうと思います」と予想した。
3年前からの間、加賀は体調不良のため休養していた時期があった。「復帰してからどこか、『休んだ人』『ストイックなんでしょ』みたいに見られて、恥ずかしい、心配かけたくないという気持ちがありました。でもコントを続けていたら少しずつそういう見られ方がなくなってきた気がしています」と振り返った。
最後に、決勝に向けて賀屋が「今年は単独ライブを2回やってきたので、やり込んできたという自信はあります。頑張ります!」と自信をのぞかせると、加賀も「絶対優勝です!」と宣言した。
今年も昨年に続き、ダウンタウンが総合MCを務める『お笑いの日2022』(14:00~21:54)を8時間にわたって生放送。そのフィナーレとして『キングオブコント2022』が放送される。15回目となる今回、審査員は昨年同様、松本人志(ダウンタウン)、飯塚悟志(東京03)、小峠英二(バイきんぐ)、秋山竜次(ロバート)、山内健司(かまいたち)が担当する。
決勝進出を決めた10組は、いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディ(50音順)。参加総数3018組の頂点に立ち、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。
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