“日本一のコント師”を決める『キングオブコント2022』が、本日8日(19:00~)にTBSで生放送される。決勝初進出のクロコップ(荒木好之、しょうた)に意気込みを聞いた。

  • クロコップの荒木好之(左)、しょうた

初の決勝進出に、しょうたは「準決勝も初めてだったので、そこでもうれしかったんですけど、今までにないくらい素直に叫びました。本当にうれしかったです」と喜び、荒木は「ここを逃したら次はないんじゃないかなという感覚だったので、ここで絶対決めたろうという気持ちでやりました」と話した。

そして、荒木は「僕らはボケもツッコミもないようなネタが多かったんですけど、笑いにくいのかなと。だから(今年の)準々決勝ではちゃんとツッコミがある、わかりやすネタにしました」と前年から変えたポイントを明かし、しょうたは「ほかの皆さんは普通にやってることだと思います。やっと気づきました」と笑った。

ケイダッシュステージ初の『キングオブコント』ファイナリストとなったが、しょうたは「純粋にうれしいですし、『M-1グランプリ』はオードリーさんとトム・ブラウンさん、『R-1グランプリ』はサツマカワRPGさん。そこに続けて、やっとオードリーさんと同じファイナリストだと言えると思ったらうれしいです」と喜んだ。

荒木は「ケイダッシュステージは今、(若手の)コント師が全然いないんです。解散したり、漫才に転向するコンビもいて」と明かし、しょうたも「ケイダッシュステージからコントが絶滅寸前なんです」と吐露。2人の活躍によって、「若いコント師が入ってくれたらうれしい」「僕らが呼び込みたい」と期待した。

決勝での目標を尋ねると、荒木は「全国の子供が真似するようになってほしい」と答え、しょうたが「もちろん優勝したいですけど」と言うと、荒木は「優勝しても真似してなかったらダメです。みんなが休み時間にやっているようになってほしい」と願った。

  • 『キングオブコント2022』決勝進出10組

今年も昨年に続き、ダウンタウンが総合MCを務める『お笑いの日2022』(14:00~21:54)を8時間にわたって生放送。そのフィナーレとして『キングオブコント2022』が放送される。15回目となる今回、審査員は昨年同様、松本人志(ダウンタウン)、飯塚悟志(東京03)、小峠英二(バイきんぐ)、秋山竜次(ロバート)、山内健司(かまいたち)が担当する。

決勝進出を決めた10組は、いぬ、かが屋、クロコップ、コットン、最高の人間、ニッポンの社長、ネルソンズ、ビスケットブラザーズ、や団、ロングコートダディ(50音順)。参加総数3018組の頂点に立ち、キングの称号と優勝賞金1000万円を手にするのはどの組か。

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