ロジクールは10月7日、オンライン会議向けのフルHD Webカメラ「BRIO 500」を発表した。発売日は10月27日で、価格はオープン。ロジクールオンラインストアでは19,580円で販売する。
「BRIO 500」は、自動光補正機能や自動フレーミング機能などを備えた、USB Type-C接続の外付けWebカメラ。BRIOシリーズはもともと法人向け製品のラインだったが、今回初めてコンシューマ向け製品として、オフホワイト、グラファイト、ローズの3カラーを選べるBRIO 500が登場した。カラーリングは同時発表のヘッドセット「ZONE VIVE 100」と合わせている。
自動光補正は、ロジクール独自の動画照明技術「RightLight 4」を採用し、光量が少ない環境でも被写体を明るく映せる。ロジクールが提供する無料ソフト「Logi Tune」と組み合わせることで、被写体が動き回っても自動でフレームイン状態を保つ自動フレーミングも利用可能。なお、Logi Tune(発売時は英語UIのみ)を使うことで、画角も調整できる。
撮影解像度は1080p・30fps/720p・60fps。4倍デジタルズームに対応し、フォーカスはオート。対応するオンライン会議サービスとして、Microsoft Teams、 Google Meet、Zoomおよび「Work with Chromebook」の認定を取得している。
本体は円筒形で中央にレンズを配置し、背面にUSB Type-Cケーブルが直付けされている。物理的なシャッターを設け、使わないときは本体右横を回すことでシャッターを閉じられる。また、ノイズ低減デュアルマイクを備え、本機1台でオンライン会議が可能だ。マイクの集音範囲は最大1.22m。
台座(マウント)はマグネットで付け外しでき、カメラを上下に傾けて手元にある資料などを映せる「Showモード」も用意した。
本体サイズはW110×D31.5×H31.5mm、重さは約121g。プラスチック部分には、グラファイトで68%、オフホワイトとローズで54%の再利用プラスチックを使っている。