アイドルグループ・乃木坂46の秋元真夏が、きょう8日に放送されるテレビ朝日系バラエティ番組『楽しく学ぶ!世界動画ニュース ナイスリアクション! オーマイガーSP』(21:55~)に出演する。

  • 『ナイスリアクション! オーマイガーSP』出演者

バイきんぐ・小峠英二がキャスターを務め、「世界のローカル動画から今を考える」という切り口で好評を博してきた『電脳ワールドワイ動ショー』がこの秋、タイトルも一新しパワーアップ。先日初回収録が行われ、MCの小峠、下平さやかアナウンサー、レギュラーコメンテーターのいとうせいこう、稲垣えみ子(元朝日新聞記者)、堤伸輔(編集者)、徳井健太(平成ノブシコブシ)が意気込みを披露し、ゲストコメンテーターの秋元がみどころを語った。

リニューアル初回は、思わず「オーマイガー!」と叫びたくなる驚きの動画を特集。世界中のおもしろ動画にコメンテーター陣が解説を加えることで、各国ならではの文化や事情が多角的に浮かび上がっていく。はたして、世界と日本の“リアクション”の違いとは。 コメントは以下の通り。

■小峠英二(バイきんぐ)

リニューアルして、セットがだいぶ明るくなりましたね。だからって、番組の中身は特に変わっちゃいないんですが……(笑)。ただ、VTRに入る前の、いわゆる“Vフリ”を決めポーズつきで入れるっていう、僕からするとちょっと余計なアクションが加わりました。Vフリなんて照れくさくて……僕はめったにやらないですからね。できればこれっきりにしてほしいですね。今回紹介する中で特に笑えたのが、高額宝くじが当たったカナダの家族のリアクション動画。反応がリアルで面白かったですね。動画のチョイス、いいところをついているなと思いました。この番組は、身近な動画が多くていいですね。SNSに上がっているような、身の回りで起きてもおかしくないような面白おかしい動画をみんなで見るのが、なんかいいんですよ。“衝撃事故”や“九死に一生”などを取り上げる番組はよくありますが、そういう動画ではなく、いつ自分の身に降りかかって来てもおかしくないようなそういう“身近なリアル”がいいなと思います。

■秋元真夏(乃木坂46)

リニューアル前の番組も面白くて大好きでしたが、今回もいろいろな動画を見せていただきました! 私も自宅でリラックスしているとき小動物のかわいい動画を見てなごんだりするので、今回の収録もお茶の間で見ている気分で、“素”で楽しんじゃいました。今回はリアクションの大きさが世界と日本で全然違うことに驚きましたが、いちばん衝撃を受けたのが、中国の動画。幼いときに誘拐されてしまった男性と母親の再会がとてもドラマチックでした。コメンテーターのみなさんの解説から、日本と各国の文化の違いを知ることもできて、すごくためになりました。気軽に見られるし、笑ったりちょっと感動したりしながら知識も得られる楽しい番組だなと思うので、お時間のある方はぜひ見ていただきたいです!

■いとうせいこう

朝の番組のようなさわやかなセットになって、今までよっぽど僕らがどす黒い雰囲気を出していたんだなと感じました。こんなさわやかなところに僕がいていいのだろうか……という違和感はありますので、視聴者のみなさんがこの“画”をどう感じるのか、とにかく見ていただきたいです。この番組、事前の打ち合わせがほとんどないんですよ! そこが自由でいいのですが……でも、フリートークにもほどがある(笑)! いつ何が飛んでくるかわかんないし、ハナシが脱線するから何の用意もできないんです。だからこそ人生経験の多いコメンテーターが呼ばれているのでしょうか。確かに、堤さんの解説はコンパスの軸のような安心感がありますし、稲垣さんの客観的なコメントには僕自身、ハッとさせられることが多々あります。ちなみに僕の場合は、どれだけリラックスしておくかを大事に収録に臨んでいます。実は、僕自身は、もっと自由にVTRに関係ないハナシをしちゃってもいいのではと思っているんですよ。人が集まったときの姿ってそういうものだから、そんな自然なトークをみなさんに見てもらいたいなと思っています。

■稲垣えみ子

セットも衣装も変わりましたが番組の軸は変わっていません。いとうさんがおっしゃるようにレギュラーコメンテーターたちのどす黒さを、この衣装でごまかしているんじゃないかしら(笑)。友人たちにはレギュラーの平均年齢がこんな高い番組、ほかにないと言われています。これまではいちおう“打ち合わせ”と称して収録前、ディレクターさんが楽屋を訪ねてくださったのですが、今回ついに誰も来なかったんです(笑)。さらに自由度が高まったなと思いました。私はまだまだスタジオトークというものに慣れず、どこで話題に入っていったらよいのかわからなくて……。役割はなかなか難しいですが、収録はとても楽しいので、“動画を見て笑って帰るだけではいけない”と自分に言い聞かせながら今後も精進していきます。

■堤伸輔

リニューアルでセットが変わりましたが、これだけ小物の多いセットって、配置するだけで労力がかかりますよね。毎回、片付けては飾る作業が大変だと思うので、まずそこに同情します(笑)。この『楽しく学ぶ! 世界動画ニュース』はとても真面目ないい番組なのですが、これほどゆるい番組はほかにないのでは……。というのも、普通なら軽く打ち合わせぐらいすると思うのですが、最初のフリや最後のシメなど、すべてその場で決めていくんですよ! もともと少々ゆるめな番組だなとは思っていましたが、リニューアル1回目を収録して“ここまでだったか”と改めて感じました。アドリブがもたらす効果というものはこの世界では認められていますが、まさに“無計画すぎるよさ”を体感しています。どんな話題に飛んでいくかもわからないので収録中、油断はできませんが、いとうさんを見習ってリラックスしながら、今後も動画から引き出せる“役に立つ話”を面白く語っていきたいと思います。

■徳井健太(平成ノブシコブシ)

ここまでスタッフさんとあれこれしゃべりながら深夜から昇格してきた番組は、『ピカルの定理』以来です。通常、僕ら芸人はスタッフが望むような立ち位置で番組に参加し、収録が終るとスッと帰ることも多いのですが、この番組には“親戚感”みたいな愛着を抱いています。こういう番組って出演者はVTRにコメントする“V要員”になりがちなのですが、コメンテーターに先輩方がいっぱいいらっしゃるので、僕はあまりVTRにこだわらずにしゃべっています。この番組は、動画を見ながら家族でああだこうだと感想をしゃべるような見方がいちばん合っていると思います。「僕はこう思う」「いや、ほかの見方もあるよ」みたいに、親子で思ったことを語り合うきっかけになったらいいかな。スタッフ演者一同、視聴者のみなさんが思っている以上の熱量で頑張っていますので、ぜひ楽しんでください。

■下平さやか(テレビ朝日アナウンサー)

私自身、テレビを見ながらひとりで感想を言うような年頃になってきたのですが、視聴者のみなさんも、動画の感想をしゃべったり、コメンテーターの解説に「わかる~!」と同感したり、ご自宅から一緒に番組に参加していただきたいなと思っています。スタジオセットも温もりあふれるリビング風になりましたし、たとえテレビの前におひとりでいらしたとしても、みんなとぺちゃくちゃおしゃべりしながら動画を楽しむ……という雰囲気を共有できたらうれしいですね。スマートフォンではなくテレビで動画を見るとまた映像のスケールも違いますし、テレビで見るのにふさわしい動画が揃っていると思います。“Vフリ”では、戸惑う小峠さんの姿を見ることができました。普段は拝見しない表情だったので、また新たな魅力を発見いたしました。「まいったな~」という小峠さんの恥じらいの表情もみなさんと共有できたらと思います(笑)。