ディスコは10月6日、「9月後半時点での就職意識や就活準備状況」に関する調査結果を発表した。調査は9月21~28日、2024年卒業予定の大学3年生と理系の大学院修士課程1年生901人を対象に、インターネットで行われた。

調査結果は以下の通り。「インターンシップ等の参加状況」について聞くと、「1日以内のプログラムへの参加」(88.9%)、「2~4日間のプログラムへの参加」(55.5%)、「5日間以上のプログラムへの参加」(25.2%)となっている。

  • インターンシップ等の参加状況

次に、「インターンシップ等に参加してよかったこと」を尋ねると、「興味のある業界について知識や理解が深まった」(81.7%)、「社員と交流できた」(58.9%)、「他の学生と交流できた」(57.3%)、「知らない業界について知ることができた」(51.8%)、「実践的な仕事を経験できた」(50.7%)などが上位を占めた。

  • インターンシップ等に参加してよかったこと

また、「今後、インターンシップ等に参加したい時期」について尋ねると、「2022年10月」(70.7%)、「2022年11月」(81.3%)、「2022年12月」(84.3%)、「2023年1月」(61.2%)、「2023年2月」(47.4%)、「2023年3月以降」(17.0%)という結果に。

そして、「より参加したい」形式は、約半数が「対面形式」(52.7%)への要望が多く、「オンライン形式」(16.9%)、「形式は問わない」(30.4%)という声もあがっている。

  • 今後、インターンシップ等に参加したい時期 より参加したい形式

続けて、「現時点の志望業界」を聞くと、文系男子は「情報・インターネットサービス」(23.3%)、文系女子は「マスコミ」(26.9%)、理系男子は「電子・電機」(29.3%)、理系女子は「水産・食品」(32.7%)が1位だった。

  • 志望業界(上位3業界)

さらに、「就職活動への不安」を尋ねると、5年連続で約9割の学生が「不安(とても不安・やや不安)」と回答する結果になっている。

  • 就職活動への不安