ダスキンは10月4日、「2021年末の大掃除の実態」に関するインターネット調査の結果を発表した。同調査は1月28日~30日、全国の20歳以上の男女4,160人を対象にインターネットで実施した。
同社の大掃除に関する調査は、2005年(2004年末の大掃除が対象)から開始し、今回で18回目を迎える。
2021年末の大掃除実施率は51.8%で、調査開始以来最も低い実施率だった。実施した人の属性を見ると、男性50.2%、女性53.4%で女性の方が高い。「コロナ禍で普段の掃除時間・頻度が増えた人」を見ると、全体よりも20%近い71.1%と大掃除実施率が高かった。
大掃除をした理由を聞くと、最も多い回答は「普段の掃除で行き届かないところをキレイにしたいから」(35.8%)だった。次いで「気持ちよく新年を迎えたいから」(28.5%)となっている。一方、大掃除しなかった理由で最も多かったものは、「普段こまめに掃除をしている」(36.1%)で、次いで「時間がなかった」(30.1%)が続いた。
2021年末の大掃除実施日は、「12月30日(木)」(31.0%)、「12月29日(水)」(29.3%)、「12月26日(日)」(20.0%)の順で多く、12月最終週で実施した人は7割を超えた。
大掃除日数は全体では「1日」(28.8%)が最も多かった。男性は「1日」(36.8%)、女性は「2日」と「3日」(各23.9%)が最多となっている。
大掃除に「1日」費やした理由を聞くと、男性で最も多い回答は「計画的に1日で実施した」(42.7%)で、「普段から掃除をしているため汚れていなかった」(23.4%)が続いた。
大掃除に「2日」費やした理由を尋ねると、女性で最も多い理由は「身体に負担をかけずに少しずつ大掃除をしたかった」(38.3%)で、男性は「計画的に1日」、女性は「体力負担分散のため2日以上」で実施する傾向が見られた。