タメニーは10月4日、「家庭の経済的な問題」に関するアンケート調査の結果を発表した。同調査は9月20日~27日、20~49歳の既婚男女2,260人に対して、インターネットで実施した。
現在、就労しているか尋ねたところ、男性の96.4%、女性の56.9%が「働いている」と回答した。そのうち「正社員」は男性が87.0%、女性が23.9%だった。女性では「契約社員・派遣社員」(4.2%)、「アルバイト・パート」(26.3%)といった非正規雇用が30.5%を占めるが、男性で「非正規雇用」と回答した割合は3.8%だった。専業主夫や主婦などの「給与所得はない」男性は3.6%、女性は43.1%だった。
現在就労中の既婚男女に現在働いている理由を聞くと、男性の66.5%、女性の64.4%が、「経済的な理由で」と回答した。女性はそれに次いで「社会とつながるため」(20.4%)がランクインしている。男性の2位は「キャリアアップのため」(15.4%)、3位は「自己実現、成長するため」(15.2%)だった。
家事育児のために育休・時短を利用したり、パート社員・専業主夫・主婦を選ぶなど働き方を変えることに不安や不満はあるかどうか尋ねた。その結果、女性では16.5%が「不安も不満もある」、25.9%が「不安はある」、7.6%が「不満はある」と答え、合わせると50.0%が不安や不満を感じていることがわかった。
男性では、13.2%が「不安も不満もある」、22.2%が「不安はある」、8.9%が「不満はある」と回答し、合わせると44.3%が不安や不満を感じていると回答した。「不安も不満もない」と回答した男性は21.4%、女性は17.1%だった。