Natureは、関西電力の「冬の節電プロジェクト2022」にデマンドレスポンス支援サービスを提供すると発表。スマートリモコンのNature Remoで、電気代に応じて家電を自動操作する「Nature Smart Eco Mode」機能を活用したスマート制御型のデマンドレスポンスを実施する。
同プロジェクトは関西電力が今冬の需給ひっ迫リスクに対し、12月1日から2023年3月31日まで、関西エリアや首都圏エリアの関西電力家庭向けメニューを利用するユーザー向けに実施するもの。
参加者には、関西電力が節電を求める日の前日中にメールで通知。ユーザーが節電・省エネを実施すると、節電実績に応じた「はぴeポイント」を進呈する。Nature Remoユーザーであれば、スマートリモコンに登録したエアコンを自動で節電させる「Nature Smart Eco Mode」機能を活用し、対象の時間帯のみエアコンの温度が自動で調整される。
9月29日から同プロジェクトへの参加申し込みを受け付けており、国の節電事業による参加特典として「はぴeみる電」会員のポイントサービス「はぴeポイント」が2,000ポイント付与される。申込期間は2023年1月31日まで。
デマンドレスポンスとは、電力の需要を減らして需給バランスを維持する取り組みのことで、関西電力のように、節電に協力した消費者に対して一定の報酬を付与する電力会社もある。今夏に引き続き、今冬もNatureと関西電力は需給ひっ迫リスクに対し、実効的な省エネの仕組みを導入することで提携したかたちだ。
Nature Remoは、手持ちの家電をスマートフォンで操作したり、センサーを用いた自動制御などが行えるスマートリモコン。スマートスピーカーと連携させると、家電を声で操作することもできる。価格は、スマートロック「Qrio Lock」(別売)などと連携できる上位機種「Nature Remo 3」が12,980円。小型の「Nature Remo mini 2」のプレミアムモデルとして展開するNature Blueとブラックが各色8,980円、エントリーモデルのホワイトが7,980円。