オーディオテクニカは10月6日、ワイヤレス軟骨伝導ヘッドホン「ATH-CC500BT」を発表した。10月14日より発売する。BG(ベージュ)とBK(ブラック)の2色展開。価格はオープンで店頭予想価格は17,600円前後。
ATH-CC500BTは、耳穴をふさぐことなく音楽に没入し、快適な通話もできる「軟骨伝導」ヘッドホン。音楽を聴くときに周りの音が聴こえないと心配なユーザーや、周りの音が少し聴こえた方が集中しやすいといったユーザーに向けて開発された製品だ。
第3の聴覚経路「軟骨伝導経路」を活用した振動構造を採用し、音を効率的に鼓膜に伝えることができるため、“ながら聴き”でも高音質を実現。耳穴に入れないため、耳が蒸れることなく衛生面でも安心だという。
また、intelliGoが開発したAIノイズリダクション技術(AIVC)を採用したことで不要なノイズを抑え、人の声だけを識別・抽出。相手にクリアな声だけを伝えられるなど、オンラインでの会議や通話での快適な会話を実現したとする。
主な仕様は、マイクがMEMS型で全指向性、感度は−37dBFS(94dBSPL、at 1kHz)、周波数帯域は25~22,000Hz。ヘッドホンの感度は98dB。通信方式はBluetooth Ver.5.1準拠、最大通信距離は10m、使用周波数帯域は2.4GHz帯、変調方式はGFSK、Pi/4DQPSK、8DPSK、スペクトラム拡散方式はFHSS、プロファイルはA2DP、AVRCP、HFP、対応コーデックはQualcomm aptX HD audio、Qualcomm aptX audio、AAC、SBC、対応コンテンツ保護はSCMS-T方式、伝送帯域は20~20,000Hz。
使用可能時間は連続通信(音楽再生時)が最大約20時間、通話(通話ノイズキャンセリングがオンの時)は最大約5時間、通話(通話ノイズキャンセリングがオフの時)は最大約10時間、充電時間は約2時間、重さは約35g、防滴仕様はIPX4。付属品は30cm 充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)、ポーチ。