Herman Millerは10月6日、Logitech G(日本ではロジクールGとして展開)と共同開発したゲーミングチェア「ヴァンタム・ゲーミングチェア(Vantum Gaming Chair)」を発売した。価格は995USドル。日本での価格は170,000円で、公式サイトでメールアドレスを登録することで発売通知を受け取れる。
Herman MillerとLogitech Gの最初のコラボレーション製品である「エンボディ・ゲーミングチェア」(1,795USドル)は、背筋を伸ばして座って激しく動くゲーミングのアクションに適した姿勢をエルゴノミクスデザインでサポートしている。
ヴァンタムはエンボディより800ドル安く、2つのモデルはゲーミングに集中することにフォーカスしたエンボディと、より汎用的なヴァンタムという位置付けになりそうだ。ヴァンタムも骨盤と腰部分を補強して胸部を開き前屈みの姿勢防ぐ「ポスチャーフィット・スパインサポート」で理想的なゲーミング姿勢をサポート。柔軟なクッションと独自のサスペンションで、ゲーミング時に激しく動いても圧力を適切に分散させる。その上で、ヴァンタムではゲーマーが多様性を求めていることにより注目し、エンボディにはないヘッドレストや胸部パッド(背中や首のバランスを取りながら身体をサポート)を採用した。それらが長時間のゲーミングにおいて回復をサポートし、動画配信や動画鑑賞、ゲームの合間のリラックスする時間にも使いやすい設計になっている。
座面の高さ/奥行き、チルト、アームの高さ/幅/奥行き、ヘッドレストの高さと回転、リクライニングの固さなど、個々の違いに応じた細かい調整が可能。ダイカストアルミニウムやガラス繊維入りナイロンなど、耐久性と持続可能性に優れた素材を採用し、また製造において厳格なテストを重ねており、12年間の保証が付いている。
ダークな雰囲気のエンボディに対して、ヴァンタムはブラック、ブラック/スタジオホワイト、ブラック/レッドの3つのカラーバリエーションの展開で、よりカラフルな色の組み合わせを含む。調整ノブにレッドのラバーを用いるなど、鮮やかなカラーと軽量かつ流動的なデザインを通じてユーザーが生き生きと活動していることを視覚的に伝える。