WDCは10月5日、「物価高騰に関するアンケート調査」の結果を発表した。同調査は10月3日、20歳~49歳の既婚男女300人を対象に、インターネットで実施した。
食品などの値上げにより、まとめ買いをしたか尋ねたところ、60.33%が「まとめ買いはしていない」と回答した。まとめ買いをした人にどのようなものを購入したか聞くと、「アルコール類」(16.33%)が最も多く、「調味料」(11.67%)、「菓子類」(11.33%)、「コーヒー」(10.67%)と続く。
物価高騰による家計の見直しをしたか尋ねると、62%が「既に見直した」「まだ見直していないが、したいと思っている」と答えた。
「既に見直した」「まだ見直していないが、したいと思っている」と回答した人に、見直しをした、もしくはしたい項目を聞くと、値上げによる家計へのダメージが大きい「食料品代」(34.33%)、「外食代」(30.33%)と回答した人が多かった。携帯やインターネットなどの通信費など、固定費の見直しで変動費増のバランスを取る人も目立っている。