NTTドコモは10月6日、5G対応タブレット「dtab」シリーズの新製品2機種を発表した。10.1インチディスプレイの大画面モデル「dtab d-51C」は2022年11月中旬以降、8.4インチディスプレイのコンパクトモデル「dtab compact d-52C」は2023年2月以降の発売となる。いずれも価格は未定。「dtab d-51C」は発表と同時に事前予約の受付を開始している。
dtab d-51C
「dtab d-51C」は1,920×1,200ドット表示の10.1インチ液晶ディスプレイを搭載した5G対応のAndroidタブレット。SIMはeSIMのみの対応となる。SoCはQualcomm Snapdragon 695で、メモリ4GB/ストレージ64GBを搭載する。製造はシャープ。
5G通信対応で、出先でもファイルのダウンロードやコンテンツのストリーミング再生をスムーズに行えるのが特徴。長時間のコンテンツを再生する際に便利な「通知制限モード」、キッズ用コンテンツのみの利用に限定する専用ホーム機能「キッズスペース」といった機能を搭載する。IPX5/8の防水性能、IP6Xの防塵性能に対応しており、お風呂やキッチンでの利用も可能だ。
カラーはホワイト/チャコールグレーの2色。主な仕様は下記のとおり。
- OS:Android 12
- CPU:Qualcomm Snapdragon 695
- 内蔵メモリ:4GB
- ストレージ:64GB+microSDXC(最大512GB)
- ディスプレイ:約10.1インチ TFT WUXGA(1,920×1,200ドット)
- 通信方式:5G/4G
- SIM:eSIM
- アウトカメラ:約800万画素(F2.0)
- インカメラ:約800万画素(F2.2)
- Bluetooth:バージョン5.1
- バッテリ容量:6,680mAh
- 防水/防塵:対応/対応
- 生体認証:指紋認証
- インタフェース:USB Type-C
- サイズ/重さ:約H170×W246×D8.3mm、約481g
dtab Compact d-52C
8.4インチディスプレイで一回りコンパクトな「dtab compact d-52C」はレノボ・ジャパン製。サイズ/重さ以外の仕様は「dtab d-51C」と共通の点が多いが、外部メモリとして利用できるmicroSDXCの最大容量が1TBであること、受信時の最大通信速度が「dtab d-51C」の1.9Gbps(5G)/400Mbps(4G)よりも少し早い2.1Gbps(5G)/500Mbps(4G)であるところ、顔認証にも対応することなどが相違点。
カラーはミスティブルー/ストームグレーの2色。主な仕様は以下のとおり。
- OS:Android 12
- CPU:Qualcomm Snapdragon 695
- 内蔵メモリ:4GB
- ストレージ:64GB+microSDXC(最大1TB)
- ディスプレイ:約8.4インチ TFT WUXGA(1,200×1,920ドット)
- 通信方式:5G/4G
- SIM:eSIM
- アウトカメラ:約800万画素(F2.2)
- インカメラ:約800万画素(F2.2)
- Bluetooth:バージョン5.1
- バッテリ容量:5,000mAh
- 防水/防塵:対応/対応
- 生体認証:指紋認証、顔認証
- インタフェース:USB Type-C
- サイズ/重さ:約H201×W129×D8.3mm、約318g