京都鉄道博物館は6日、国鉄時代から各方面で活躍したディーゼル機関車DD51形756号機の車両解説セミナー、100系新幹線電車122形5003号車の車内公開など、11月開催のイベントについて発表した。

  • 京都鉄道博物館に展示されたディーゼル機関車DD51形756号機

ディーゼル機関車DD51形756号機の車両解説セミナーは、元運転士の体験談も交えて行われ、DD51形の特徴や出区点検の様子などが語られる。11月12・13日の各日11時・13時30分・15時の3回を開催(所要時間は各回約40分)。各回とも開催時刻30分前から開催場所で整理券を配布する。定員は30名。定員に達し次第、受付終了する。

月替わりで開催する特別な車両公開として、11月は100系新幹線電車122形5003号車の車内を公開。1989(平成元)年に製造されたモーター付きの先頭車で、最高速度は0系を上回る230km/h。往時は「グランドひかり」として活躍したという。11月の土日祝日に公開され、各日とも10時から16時30分までの公開(12時から13時30分まで休止)を予定している。

  • 京都鉄道博物館に展示された100系新幹線電車122形5003号車

鉄道をさまざまなテーマで解説する「おとなの学び講座」も実施。11月は「鉄道建築の150年」について、京都鉄道博物館の学芸員が解説する。開催日は11月17日。本館3階ホールにて、14~15時に開催される。