エレクトロラックス・ジャパンは10月4日、ファン搭載の加湿空気清浄機「UltimateHome 700」を発表した。ライトグレーとダークグレーの2色を用意し、10月21日より発売する。
スウェーデンの家電メーカーが日本向けに開発した加湿機能搭載の空気清浄機。「空気清浄×加湿×送風ファン」という3つの機能を1つにまとめたモデルとなる。
空気清浄機能は5ステップで実施。メッシュフィルタでホコリや髪の毛などを取り除き、抗菌層で集塵した菌の繁殖を99.99%抑制。ケア・アルティメイト・プロテクトフィルタ(HEPAフィルタ)では、0.3μmサイズの粒子やPM2.5などの微粒子を取り除き、活性炭フィルタによりにおいやTVOCなどの有害ガスを吸収する。またイオンを発生させることで空気中の粒子を大きな塊にして集塵しやすくする。適応床面積は約27畳(約45mリットル)。8畳分を清浄する目安は約10.4分。
加湿方式は気化式で、40% / 50% / 60%から湿度を選んで設定が可能。運転音も最小22.7dB、最大51.3dBに抑えられている。また、抗菌・防カビ対策を施した加湿フィルタと、細菌を99.99%抑制するアンチバクテリアカートリッジにより、雑菌が繁殖しやすいという気化式のデメリットも克服している。水タンク容量は3.6リットルで、加湿能力は460mリットル/h。加湿可能面積の目安は、木造和室で約8畳、プレハブ洋室で約13畳。
送風機能は、フードの角度を6~90度に調整できルーバーの向きも左右に変えられるため、届けたい場所に風を送れる。ファンスピードは5段階で強度を調整可能だ。運転モードは、空気の状態を感知し自動で運転する「スマートモード」と、手動でコントロールする「マニュアルモード」を用意する。
スマートフォン専用アプリとの連携にも対応し、外出先から部屋の状態を確認したり、電源のオン/オフ、スケジュール設定、運転モードの切り替え、ファンの強弱調整などの制御が可能だ。本体サイズはW410×D310×H646mm、重さは12.1kg。