女優の清原果耶がこのほど、都内のスタジオで行われた日本テレビ系ドラマ『霊媒探偵・城塚翡翠』(16日スタート、毎週日曜22:30～)の記者会見に出席し、“降霊シーン”の苦労を明かした。

  • 清原果耶

同ドラマは、“霊が視える”という能力を持つ城塚翡翠(じょうづかひすい／清原)が、死者からのヒントを頼りに「霊媒探偵」として難解な事件と向き合っていく物語。劇中では、翡翠の人格が切り替わる“降霊シーン”が登場する。

このシーンについて、清原は「まず私は降霊というものをやったことがないので(笑)、どういうふうに芝居の表現としてアプローチしていくのか、結構迷ったシーンでもあったんですけど、監督といろいろ話しながら、瀬戸(康史)さんに助けていただきながら作ってきました」と振り返る。

翡翠と共に事件に立ち向かう推理作家・香月史郎役の瀬戸は「降霊って役を演じるのとは違うんですか?」と素朴な疑問。それに対し、清原は「感触としては、動きだけ言えばコンテンポラリーダンスを踊ってるような(笑)。監督に言われてやってみたら、『なるほどね』と腑に落ちたのがそこで、それに降霊させてる人物の表情を乗せていくという感じなんです」と、通常の役を演じるのとは違った難しさがあることを明かした。

実際に近くでこの撮影を見ている瀬戸は「『え、大丈夫?』みたいな感じで本当に心配になるくらいの迫力がありました」と印象を述べ、香月に捜査の依頼をする警部役の及川光博は「この番組、自分が出演していないシーンがどういうふうに描かれるのか、視聴者として楽しみです」と期待。

清原は「全てが伏線になっていて、何度見ても楽しめるようなドラマになっていると思うので、今絶賛スタッフ・キャストの皆さんと魂を込めてドラマを作っているので、ぜひ放送を楽しみにしていただきたいのと、ドラマを見ながら皆さんも一緒に推理して見ていただけたらうれしいなと思います」と呼びかけた。

  • (左から)瀬戸康史、清原果耶、小芝風花、及川光博