pluskampoは10月3日、「+kampo(プラス漢方)」が実施したPMSと人間関係に関する調査の結果を発表した。調査は9月5日〜6日、20代〜40代の女性400人を対象に行われたもの。
まず、PMSの自覚症状があるか聞いたところ、46%が「はい」と回答した。自覚がある人に、精神的症状であてはまるものについても尋ねてみた。すると、「ちょっとしたことにイライラする」「気分の浮き沈みが激しくなる」「ネガティブなことばかり考えてしまう」が特に多い結果に。
精神的症状による影響については、約77%が「自分が嫌になった」と回答している。また、人間関係に影響が出た人も19%で、具体的には「同僚との関係が悪くなった」「職場での評価が下がった」「友達を失った」「パートナーと破局・離婚した」などとなっている。
PMSを改善するためにどのような対策を行っているかを聞いてみた。すると、21%が「何もしていない」、27%が「規則正しい生活」、13%が「定期的な運動」と回答した。
年代別で見ると、20代では医療機関受診が圧倒的に少なく、自分で購入できるサプリメントや市販薬を飲む割合が高い傾向にあった。30代では医療機関を受診しピルを服用している人が、40代は漢方薬の利用が多く見られた。
対策によって症状の改善は見られたかについては、「改善しなかった」の回答が42%で最も多く、「一時的に改善した」も41%。「改善した」は17%にとどまる結果となった。