総務省は10月3日、メタバース等の利活用がもたらす社会の未来像と、その実現にあたっての検討すべき課題等についての提案募集を開始した。……のだが、ネットでは、その提案書の応募形式に注目が集まっている。
総務省は、メタバースをはじめとする仮想空間の利活用が急速に進展しつつあることを踏まえ、様々なユースケースを念頭に置きつつ情報通信行政に係る課題を整理することを目的として、今年8月より「Web3時代に向けたメタバース等の利活用に関する研究会」を開催している。ところで話は逸れるが、誰か「Web3」に代わるイカした表現をつくってくれないものだろうか。
話を戻すと、寄せられた提案は、同研究会に報告、公表し、研究会の議論に活用する予定だそう。募集期間は、来月末の11月30日までで、提案書の提出形式は「Excel」だ。提案書様式として用意されたExcelには、住所や、指名、電話番号、メールアドレス、「メタバース等の利活用で実現される社会の姿(未来像)」、「メタバース等に関連して実施している・しようとしている取り組み」、「実施にあたって想定される課題」を記入する欄が設けられている。全て記入したら電子メールにて送付するようだ。やむを得ずExcelを提出できない場合は、電子メールに直接書き込んで提出してください、とのことだ。
ネット上では「Excelで出せという総務省ギャグ」「総務省、大丈夫か?なんでExcelシート??」「Excelってところが最高にお役所感あって好き。しかも編集前提かよw」とツッコミの声が多く寄せられた。ちなみに我が編集部は「Excel大好き超便利」派なので応援したい。