グループセブ ジャパンは10月5日、同社が展開する「ティファール」ブランドから、ブランド初となる炊飯器「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器 5.5合」（以下、ザ・ライス）を発表した。10月14日から発売し、参考価格は63,700円。カラーはブラックとメタリックの2色。

  • 「ザ・ライス 遠赤外線IH炊飯器 5.5合」。左からブラック、メタリック

ザ・ライスは、内釜の周囲に配置した高火力IHと、ふたから遠赤外線を放出するティファール独自技術によりお米を芯から一気に炊き上げる炊飯器。

炊飯時に遠赤外線をふたからお米に向けて放出することで、一粒一粒のお米に直接熱を届け、お米の表面にハリを生み出し、甘みを閉じ込めた粒立ちの良いごはんが炊き上がるという。保温時は、断続的に放出する遠赤外線と側面の加熱ベルト・断熱層、底面IHの組み合わせで、安定した温度にキープする。

  • ふたから遠赤外線を放出（画像はイメージ）

  • 高火力IHを釜の周囲に配置（画像はイメージ）

内釜は、ティファール独自の「球状釜」を採用。釜の上下に角度（両方55度）をつけたことで、大きな熱対流と循環を促し、ごはんの加熱ムラを抑えて中心までふっくら炊き上げる。ふちは厚く、段差をつけた「段付釜縁（だんつきかまふち）」を採用し、放熱を抑え熱を閉じ込める。素材は発熱効率の高い鉄と熱伝導に優れたアルミニウム。内側に2層のノンスティックコーティングを施し、ごはんがこびりつきにくくした。

  • 釜の上下に55度の角度をつけた球状釜（画像はイメージ）

  • 内側からノンスティック2層コーティング、鉄、アルミ。厚さは3mm

炊飯できるお米は5種類（白米／無洗米／玄米／雑穀米／長粒米）、メニューモードは7種類（すしめし／炊き込み／冷凍ごはん／お粥／玄米・雑穀粥／早炊き／エコ炊飯）用意する。冷凍ごはんメニューは、炊き上がり時間を調節してお米の水分を蒸発しにくくしたモード。冷凍保管した後で電子レンジなどで再加熱してもベチャつかず、ハリ・粒立ちの良いおいしいごはんが保てるとする。

  • 作り置きに便利な冷凍ご飯メニューも搭載

洗う部品は内ぶたと内釜、蒸気口の3点ですべて食洗器に対応。炊飯器本体は天面部が「フルフラットパネル」、内部が「フラットフレーム」を採用し、普段の手入れをしやすい。本体サイズはW312×D258×H232mm、重さは5.1kg。電源コード長は約1.0m。消費電力は1,150W。スタンディングしゃもじ、炊飯用カップが付属する。