学情は10月5日、「ダイバシティ&インクルージョン(D&I)」に関する調査結果を発表した。調査は8月26日~9月22日、2024年卒業予定の大学生・大学院生422人を対象に、インターネットで行われた。
まず、「『ダイバシティ&インクルージョン(D&I)』を推進する企業に持つ印象」を聞くと、「好感が持てる」(47.2%)、「どちらかと言えば好感が持てる」(35.5%)、「どちらとも言えない」(14.5%)、「どちらかと言えば好感が持てない」(1.4%)、「好感が持てない」(1.4%)と、8割以上の学生が好感を持っていた。
そして、「『ダイバシティ&インクルージョン(D&I)』に関する企業の取り組みを、就職活動において意識しますか」と尋ねると、「意識する」(12.3%)、「どちらかと言えば意識する」(32.7%)、「どちらとも言えない」(37.9%)、「どちらかと言えば意識しない」(7.3%)、「意識しない」(9.7%)となっている。
また、「『ダイバシティ&インクルージョン(D&I)』に関する企業の取り組みを知るために、注目している点」については、「働き方の制度・柔軟性」(72.6%)、「男女比率」(55.3%)、「女性管理職比率」(49.5%)、「従業員の満足度」(48.9%)、「キャリア支援制度」(37.4%)が上位を占めている。
さらに、「企業の『ダイバシティ&インクルージョン(D&I)』に関する取り組みを知ると志望度は上がりますか」と聞くと、「志望度が上がる」(21.3%)、「どちらかと言えば志望度が上がる」(41.9%)と、6割以上の学生が好反応を示した。