ビズヒッツは10月3日、「扶養内のパートに関する意識調査」の結果を発表した。調査は8月23日〜9月9日、扶養内でパートをしている女性341人を対象に行われたもの。
まず、「扶養内のパートで働くのにおすすめの仕事」を聞いたところ、最も多かったのは「飲食店スタッフ」で61人となった。飲食店は「ランチタイムのみの募集」「仕込みのみの募集」なども行っているため短時間勤務にも対応しており、扶養内で働きたい場合に向いていると考える人が多数見られた。
2位は「事務職」(60人)。扶養範囲内が前提での募集を行っているところもあるほか、体力に自信がない人にも働きやすいのが特徴となっている。また、「クリニックなら午後だけ、午前だけの勤務ができる」などの理由で「医療事務」(10人)も9位にランクインしている。
3位は「スーパーのレジ・品出し」(50人)となった。スーパーは「シフト制」であるほか、扶養内で働く人が多い職場なのが特徴。「レジ」「惣菜調理」「品出し」など担当が分かれており、やりたい仕事が選べるのもメリットだという。
以下、4位「製造・軽作業スタッフ」(33人)、5位「コンビニ店員」(22人)、6位「テレホンオペレーター」(20人)、7位「清掃スタッフ」(14人)という結果に。
次に、扶養内で働くことに満足しているか尋ねてみた。すると、44.8%が「まあ満足」、32.3%が「満足」と回答。合わせて77.1%が満足していることが分かった。
満足している理由については、「税金の負担減」のほか、「時間的な余裕」についての回答が多く寄せられている。
一方で、不満であると回答した人にも理由を尋ねてみると、「扶養内の収入では少ない」とのコメントが多く見られた。また、「扶養内におさめるために、年末は勤務を調整しなくてはいけないのが面倒」という声も寄せられている。