一般社団法人子育て心理学協会は10月3日、子どもの不登校の悩みを抱える親に向けた電子書籍『不登校の教科書』(780円)をkindleストアにて発売した。
著者である子育て心理学協会代表理事の東ちひろ氏は、「ココロ貯金」という独自のメソッドを用いたカウンセリングを行い、これまでに2万人以上の子育てで悩む親をサポートしてきている。
その中で、不登校や登校しぶりに関する相談は7割〜8割を占めていることから、不登校問題で悩み苦しむ親に勇気と希望を与えるメッセージを届けたいとの想いで同書を執筆したという。
同書は、「ココロ貯金」を軸に、第1章「なぜ不登校の子の親は不安なのか」、第2章「不登校の処方箋『ココロ貯金』とは?」、第3章「親だってココロ貯金 〜ハッピースパイラルのメカニズム〜」、第4章「不登校の子に対するココロ貯金のため方は?」、第5章「不登校・登校しぶりが好転した三つの事例」で構成。
今やるべきこと、愛情の伝え方、やってはいけないことなどをシンプルかつ具体的に紹介している。また、「転校させるのは正解?」「ゲーム依存症にさせない方法は?」などといったよくある悩みへの回答や、実際に子どもの不登校が改善した母親の体験記など、親の悩み解消の手助けとなるトピックを多数収録している。