渋谷エクセルホテル東急(東京都渋谷区)は、「東急8500系トレインルーム宿泊プラン」を10月21日から販売開始すると発表した。

  • 「東急8500系トレインルーム」1721号室イメージ

同ホテルは2020年以降、トレインシミュレータールームや鉄道ジオラマルームといった鉄道系コンセプトルームを販売してきた。今回は銀色のオールステンレス車体と赤い帯で親しまれた「東急田園都市線の顔」8500系で使用された鉄道部品をしつらえた客室2室を新たに設けた。

懐かしい車内扇風機や3・4人掛けロングシート、天井吊り広告、吊り革、手すりなどの部品を客室内に設置。他のコンセプトルームにはないしかけとして、クレプシードラ社の最先端空間音響技術「Re:Sense(リセンス)」を採用。ヘッドホン越しに8500系のモーター音と車掌アナウンスを臨場感ある音質で聞けるようにした。

プラン限定特典として、8500系の画像をデザインした客室カードキー、電車のシート生地を使った「座席モケットキーホルダー」、東急グループ100周年トレインの車内広告に使用される「TOKYU TRAIN HISTORY車内広告ポスター」の3点を持ち帰ることができる。

  • 「東急8500系トレインルーム」1722号室イメージ

「東急8500系トレインルーム宿泊プラン」は各日2室限定。客室はスーペリアツインルームとなる。1室2名利用時(朝食付き)、平日の料金は1室3万6,000円から、休前日の料金は1室4万6,000円から。販売期間は2023年8月31日までとなっている。