女優の川口春奈とアイドルグループ・Snow Manの目黒蓮がこのほど、フジテレビ系ドラマ『silent』(6日スタート、毎週木曜22:00~)の取材に応じ、印象に残るシーンなどを語った。
主人公の青羽紬(川口)が、かつて本気で愛した恋人で、聴力を失い人との交流を拒むようになってしまった青年・佐倉想(目黒)と、音のない世界で“出会い直す”という本格ラブストーリーの同ドラマ。
ドラマの発表からSNSの反響が大きく、川口は「まだ放送前なのにすごい楽しみにしていただいてたり、SNSを覗いてくれてる方がすごく多いなっていう印象なので、それだけ期待をしていただいてるのはうれしいです」、目黒は「皆さんがすごく楽しみにしてくださってるなっていうのがすごい伝わっていて、その期待に応えられるように、本当にいい作品にしたいってマジで心から思ってます」と、ファンの気持ちが伝わっている様子。
撮影現場のチームの雰囲気について、川口は「切ないセンシティブなシーンもある中で、学校のシーンは純粋に楽しいです。いわゆるドラマをやられてるチームの皆さんではなくて、普段と違う畑でお仕事されてる方とご一緒しているんですけど、すごいきれいに撮っていただいてるし、まだまだコミュニケーションが取れてない方も多いですので、もっと話したり知ったりして、それでいいものを作っていきたいなと思ってます」と意欲を語り、目黒は「スタッフさんを含め、皆さんの熱量がすごくて、プロデューサーさんが首にタオルを巻いて走り回ってたんです。本当に皆さんが熱くこの作品に懸けてるという感じがして、楽しいです」と明かした。
高校時代のシーンでは、制服姿を披露する2人。川口が「大丈夫かな?って不安とかもあった」と話すと、目黒も「大丈夫なのかなって心の中で心配しながら演じてました」といい、それに対して川口は「全然大丈夫」と太鼓判を押した。
この回想シーンについて、川口は「同じイヤホンで一緒に聴いてたりとか、キラキラした青春シーンが描かれてますから、私の学生時代とほど遠い、すごく甘酸っぱい感じです。演じながら“もどかしい!”みたいな気持ちになるんですけど、2人の学生時代がすごくかわいらしくて、初々しく、健気に見えたらいいなっていうのを意識しながらやってます。やっててすごいかゆくなっちゃうときもあるくらい(笑)、まぶしいやりとりなんですよね」と心境を吐露し、「でも、それが後に効いてくる大切なシーンです」と予告。
目黒は「そこで楽しい時間を過ごしたら、その後のシーンにちゃんと気持ちが生きてくるなと思ったので、本当にキラキラの中で楽しく過ごせました」と話した。
今作の脚本は、昨年度の「フジテレビヤングシナリオ大賞」を受賞した生方美久氏。コンクール出品作以外の脚本を一度も書いたことのない新人だが、印象に残るセリフについて、目黒は「想は言葉を大事にしてて、全部ちゃんと発する言葉が流れないように、しっかり大事にセリフを言うようにしているんですが、“この言葉です”っていうのを挙げるが難しいくらい、たくさんあります」と語っている。
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