女優の川口春奈とアイドルグループ・Snow Manの目黒蓮がこのほど、フジテレビ系ドラマ『silent』(6日スタート、毎週木曜22:00~)の取材に応じ、互いの印象などを語った。

  • 目黒蓮(左)と川口春奈=フジテレビ提供

主人公の青羽紬(川口)が、かつて本気で愛した恋人で、聴力を失い人との交流を拒むようになってしまった青年・佐倉想(目黒)と、音のない世界で“出会い直す”という本格ラブストーリーの同ドラマ。

互いのキャラクターについて質問が飛ぶと、川口は「すっごい根っから明るくて、ワチャワチャするようなキャラクターではないと思っていて、1人の世界をちゃんと持ってるし、自分の芯みたいなものもあるし、仲間思いでもあるだろうし、周りに迷惑をかけたくないみたいな、心の内に秘めている何かに惹かれるところがあります。それは目黒さんの色気の部分もすごくあると思うし、すごく丁寧にやられてると思うので、気になるし、興味を持つようなキャラクターなんじゃないかなと思います」と回答。

その色気に加え、「“陰”を感じるんですよね。キラキラした“陽”だけじゃない“陰”のある切ない表情やお芝居をされるので、紬をやっている私としても引っ張ってもらってるという感覚があります」と話した。

一方の目黒は「紬の明るさだったりちょっと天真らんまんな明るい感じに、“陰”のある想は救われる部分がすごくあって、『こういうところが想は好きなんだろうな』って思うことが、お芝居やってる中でもたくさんあります。でも、『好きだな』って思うからこそ言えないこととかも出てきたりして。そういう感じを川口さんは本当にリラックスした感じで本番でやられるので、本当にすごいなと思いながら毎回見てます。僕はそんなリラックスした状態で本番に行けないんで、その感じがすごく自然体で素敵だなと思います」と称賛した。

また、素の川口の印象について、目黒は「僕とは全然違うんだなって思ったのが、想のことを紬が追っかけてきて、靴が脱げちゃったんですけど、僕だったら真面目に“”本当すいません!”みたいな感じになるところを、川口さんは“やっちゃった!”みたいな感じで、周りを気まずい空気にさせないんです。それで、もう1回戻ってやられていく感じが、絶対俺ならできないなと思って」と話し、「そういうのが、紬のかわいらしさにもつながってる気がして、素敵だなと思いました」と分析した。

(C)フジテレビ