Free Life Consultingが運営する金融オンラインスクール「グローバルフィナンシャルスクール」が、小学生の「遠足のおやつ代」に関する調査を実施し、「遠足のおやつ代」の平均額が426円であることが判明した。また約半数の親は、おやつ代に負担感を抱いていることも分かった。
調査は9月6日~9月9日の期間に実施。遠足を予定している小学生をを持つ全国の30代~40代の親、771人を対象に、遠足のおやつ代や、おやつ代が負担に感じるかなどのアンケート調査を行っている。
遠足のおやつ代の結果としては、現在の小学生の「遠足のおやつ代」は平均426円と判明した。また、親が小学生の頃の「遠足のおやつ代」の平均は332円だと分かった。つまり、現代の小学生の「遠足のおやつ代」は、親の世代よりも94円アップしていることが明らかとなった。
また、「遠足のおやつ代に負担を感じるか」という質問では、19.1%の人が「負担に感じる」、30.1%の人が「やや負担に感じる」と回答。半数近くの親が、「遠足のおやつ代」に負担を感じていることも判明した。
さらに、「遠足のおやつ代、いくらが適切か」を、「300円未満」「300円」「500円」「700円」「その他」の選択肢の中から選んでもらった結果は、38.8%の人が「300円」、37.9%の人が「500円」と回答。「300円」派と、「500円」派に二分される形となった。具体的に、「300円」派の人は、「多すぎず少なすぎず」「昔と変わらず」などの意見を寄せた。一方、「500円」派の人は、「値上がりしているから」「ちょっとした楽しみをケチりたくない」などの意見を寄せた。
同社は、遠足のおやつ代が94円アップしていることや、遠足のおやつ代に負担感を感じている親が半数近くいることを受け、「家計に厳しい経済情勢の中で、日頃からお金を節約する、貯める、だけでなく“増やす”ということにも少し前向きに取り組むことが大切なのかも知れません」と結論づけている。ちなみに本調査は、10月4日が「投資の日」であることにあわせて前もって行ったものなのだそうだ。
ネット上では「バナナはおやつに入りますか?」「今の日本の子育て世帯の現状ってこんな感じか」「じゃがりこ3個分くらいか」などの声が寄せられた。