ハーレーダビッドソンジャパンは9月17日~18日にかけて、富士スピードウェイで「ブルースカイヘブン 2022」を開催した。コロナの影響で4年ぶりとなった同イベントは、日本中のハーレーが集結したのではないかと思わせる熱狂ぶり。初日の模様をレポートする。
富士スピードウェイに詰めかけるハーレーたち
「ブルースカイヘブン 2022」のテーマはモーターサイクル、キャンプ、音楽の融合。会場となった富士スピードウェイにはメインエリアの「ブルースカイオアシス」「ブルースカイパドック」に加え「キャンプエリア」も用意された。あらかじめキャンプチケットを購入することで、イベント期間の最大33時間をサーキット内で、キャンプを楽しみながら滞在できるのも本イベントの特徴だ。
ゲートオープンは17日午前6時。台風の影響も心配されるなか徐々にハーレー乗りたちが集結し始め、富士スピードウェイにはハーレーダビッドソンのエンジンが響き渡った。
ライブステージもある「ブルースカイオアシス」には、ハーレーダビッドソンの各ディーラーがショップを出店。アパレルアイテムやバイクパーツが特別価格で並んでおり、お宝を探しに多くの来場者が訪れた。
「ブルースカイパドック」では最新モデルの展示や所定のタイムでコースを走行できるかを競う「バトルトラックス」、免許がなくてもVツインエンジンの鼓動とパワーが体験できる「ジャンプスタート」など、数多くの参加型イベントを実施していた。
サーキットでは「ハーレーゼロヨン最速」の称号をかけたドラッグレースの年間最終戦など、バイクを使ったプログラムを開催。ドラッグ&スタントショーではド迫力のドラッグマシンが白煙を巻き上げながら快走したり、プロライダーが華麗なテクニックでハーレーのマシンを操るなど大いに観客を沸かせた。
17時にはこの日のハイライトとなる「H.O.Gチャプターパレード」が始まった。イベントに集まった「HOG」(ハーレーオーナーズグループ)のバイクがサーキットをパレードするブルースカイヘブン恒例のイベントだ。
パレードを見届けた野田さんに社長就任後初となるブルースカイヘブン開催の感想を聞くと、「本当は社長就任初年度の2021年に開催したかったんですが、できなかったという悔しい思いがありましたので、すごく感動しました。私もずっと待っていたイベントですし、それはユーザーの皆様も同じだったと思います。商業的なイベントかどうかといったことは関係なく、私たちとディーラー各社、オーナー様とのつながりを改めて確かめる場として開催したかったので、その意味でもとてもよかったです」と語ってくれた。