フォーカルポイントは10月3日、クラウドファンディングサイト「GREEN FUNDING」で10月11日から支援販売を開始する中国IMMOTOR製のポータブル電源「IMMOTOR BAY」シリーズの説明会を実施した。製品で特徴的な「グリーン電力の使用でリワードがもらえる」点は、ソーラーパネルなどで発電したグリーン電力(再生可能エネルギー)を蓄電して使用した場合、自分のアバターを強化するアイテムがごほうびとしてもらえる仕組みであることが判明。アバターの状況は世界中のユーザーと比較できるため、ゲーム的な感じでアバターの強化を図りながら再生可能エネルギーの利用促進につなげられる仕組みとしている。将来的には、強くなったアバターを売却して金銭的な対価が得られる可能性もあるとした。
IMMOTOR BAYシリーズは、キャンプなどのアウトドアレジャーでの活用を想定した個人向けのポータブル電源。外装には質感の高いアルミパネルを、持ち手には本革を用いるなど、デザインにこだわっているのが特徴。スマホ用アプリを導入すれば、充電状況の監視や出力のコントールもできる。
シリーズは、540Whのコンパクトモデル「BAY500」と、1000Whの大容量モデル「BAY1000」の2製品を用意する。GREEN FUNDINGのクラウドファンディングでの販売価格は、BAY500が77,000円、BAY1000が11万円前後。10月下旬から支援販売を開始する。サポートはフォーカルポイントが担当する。
【編集部より】クラウドファンディングの支援販売開始を当初予定の10月11日から10月下旬に延期するとメーカーから発表がありました。本文の記載を変更しています。(2022年10月12日 09:30) |
「グリーン電力の使用でリワードがもらえる」という点は、「Green Power Network」(GPN)という外部組織の仕組みに参画して提供する。IMMOTOR BAYシリーズのポータブル電源を購入すると、まずGPNが運営するネットワークサービスのアバター(自分の分身)がプレゼントされる。ソーラーパネルなどで発電した再生可能エネルギーを蓄電したり使用したことがGPNによって認識されると、アバターを強化するアイテム(リワード、Real NFT Award)がごほうびとして与えられる。アバターの成長を目的に、ゲーム的な感じで楽しみながらグリーン電力の利用促進につなげられる仕組みだ。
とても強くなったアバターは、将来的にアバターの購入を望む人に有償で売却できる可能性もあるとした。現時点では、金銭的対価や金銭的価値を約束するものではないとしているが、世界で有名になるほど強くなった場合は金銭的な対価が得られる可能性もありそうだ。