東武鉄道は3日、墨田区を事業主体とした都市計画事業「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」において、とうきょうスカイツリー駅付近(とうきょうスカイツリー~曳舟間)上り線高架区間を11月27日初列車から使用開始すると発表した。

  • とうきょうスカイツリー駅付近高架橋の上り線高架橋全景

「東武伊勢崎線(とうきょうスカイツリー駅付近)連続立体交差事業」は、東武スカイツリーラインとうきょうスカイツリー駅付近約0.9km(とうきょうスカイツリー~曳舟間)を高架化することで、踏切1カ所を除去し、道路と鉄道の安全性向上を図るとしている。

東武鉄道と墨田区は2017年7月に施行協定を締結し、工事を進めてきた。工事の進捗にともない、上り線を地平から高架区間へ切替えを実施する。なお、荒天等のやむをえない事情で工事を延期する場合、11月28日から使用開始となる。

  • とうきょうスカイツリー駅付近高架橋の伊勢崎線第2号踏切道部分

上り線高架化と同日の11月27日、とうきょうスカイツリー駅の上りホームを新たに使用開始。これにともない改札口の位置が変更される。