婚活ツールを「結婚相談所」に乗り換えた理由、男性1位「出会っても進展しない」 - 女性1位は?

IBJは9月28日、「結婚相談所の活動」についてのアンケート調査結果を発表した。調査は9月5日〜11日、日本結婚相談所連盟で活動する男女1,392人を対象に行われたもの。

まず、結婚相談所の入会前における恋活・婚活経験を聞いたところ、全体の約7割が経験があることが分かった。そのうち半数以上が「お付き合いに繋がったことがある」と回答し、ツールとしては「マッチングアプリ」(61.5%)、「婚活パーティー」(56.1%)が多くあがっている。

結婚相談所に乗り換えた理由について尋ねると、男性は「出会えても進展がなかった」(27.9%)、女性は「結婚への真剣度・目的に違いがあった」「付き合ったけど結婚まで至らなかった」(各19.9%)でそれぞれ最多となった。

次に、結婚相談所を選ぶ際に最も重要視したポイントを聞いてみた。すると、男女ともに「サポート内容」が3割前後で最も多く、続いて男性は「出会える人数」、女性は「カウンセラーとの相性」がそれぞれ18.6%という結果に。

実際に同社の結婚相談所(加盟店を含む)で婚活をしていて良かったことを聞いてみると「仲人に相談できる」(26.7%)、「会員数が多い」(17.7%)、「安心できる」(17.4%)が上位となった。

結婚相談所に入会していることを周囲に話している方は、全体の8割弱にのぼる。その相手については、男性は「家族」(48.2%)、「友人」(40.5%)、「職場の人」(27.1%)、女性は「家族」(61.7%)、「友人」(58.6%)、「職場の人」(22.0%)がそれぞれ上位となっている。

実際に結婚相談所で活動して感じた、効率の良い点は「結婚したい人だけに出会える」が32.5%で最多に。一方で、効率の悪い点としては「マッチングしないと会うことが出来ない」(35.9%)、「特にない」(33.7%)が上位となっている。

最後に、入会前に感じていた結婚相談所の印象について尋ねてみた。すると、ポジティブ寄りが約6割、ネガティブ寄りが約4割となった。特に20代ではポジティブ寄りの回答割合が5.2%多い結果に。ネガティブ寄りであった人も、6割以上が入会後にポジティブに変わったことが分かっている。