歌手のUAが、きょう1日に放送される日本テレビ系バラエティ番組『マツコ会議』(毎週土曜23:00~)に出演する。
1996年、23歳の時にリリースした「情熱」がヒットし、ファーストアルバムの売り上げは80万枚超え。今年、歌手活動27年のUAの謎に包まれたカナダ離島での移住生活を深掘りする。
中継をつなぐと、「これ、カナダの離島なの?」と問いかけるマツコ・デラックス。仕事で日本に滞在中だったUAは「ここ、渋谷です。でも普通に地球ですよ」とUA節で期待通りの滑り出しで、マツコも「それくらい分かってますよ」と思わず笑みがこぼれる。
「どうやってカナダの離島にたどりついたのか? 検討がつかないわよね」と話を始めようとすると、「もっと、いじられるのかなと思って」とマツコとの初タッグにUAは早くもエンジン全開の様子。話を始めると、移住のきっかけは子育てだったそうで、当時まだ小さかった息子で俳優の村上虹郎の学校移転のタイミングを機に、神奈川での田舎暮らしを開始。そこで2年間野菜作りを学び、さらに沖縄北部の山間で農業を中心とした生活を営むようになり、後のカナダへとつながった。
すると、マツコは「これだけは言える。虹郎くんは、相当かわいい。UAさんに似てるね」といい、UAも「かわいいし、優しいんです」とうれしそうに応える。さらに、男子は特に女親に似やすいという話をし始め、「アタシもお袋そっくりだもん。こんなに太ってないわよ」と、マツコ自らの話も飛び出す。
カナダのUAの自宅は、古い牧場跡地を購入し、畑の開拓から住居まですべてセルフビルド。テントやトレーラーハウスに寝泊りしながら、4年かけてようやく自宅が完成したのだそう。
自然あふれる広大な敷地に母屋や、レコーディング用の部屋、畑用のため池、開拓した畑など、その生活ぶりを感じたマツコは「できないわ、ホントに。スゴイ本来の人間の姿だよね」「じゃあできるかって言われると怖いよね、その一歩踏み出すの」と、本音を吐露する。
日本とカナダを行き来し2つの顔をもつUAの話に、マツコは「同じ人間がやってるとは思えない」と最後まで興味津々となる。