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【この記事のエキスパート】
仙台在住エンタメ系ライター:Ringo 4ko(りんご4個)

仙台在住エンタメ系ライター:Ringo 4ko(りんご4個)

仙台在住。大手広告会社を退社後、フリーのライターとして活動を開始。アニメ・特撮・映画・文学・国内外におけるゲーム史・海外のインターネット文化に関して造詣が深く、趣味はプラモデル・ガレージキット制作とフィギュア収集。特にアニメロボットに関する立体物の所持数は1000体以上にのぼり、中にはプレミアにより現在の取引価格が10万円を超えるものもある。


この記事では「これからONE PIECEカードゲームをはじめてみたい!」という方に向け、カードの種類やゲームの遊び方、最初に購入するのにおすすめの商品をご紹介しています。おすすめカードやデッキの組み方なども掲載しています。

ワンピースのカードゲームとは?

『ONE PIECEカードゲーム』とは、国民的漫画・アニメ作品『ONE PIECE』の世界観をテーマとした、バンダイから発売中のトレーディングカードゲーム。2022年7月に商品展開がスタートし、現在はすぐに遊べる構築済みデッキと、カードがランダムで封入されたブースターパック第一弾が発売されています。

ちなみに、商品は日本をはじめとした一部アジア地域での発売を皮切りに、北米やヨーロッパなどでの展開も計画中。世界規模でプレイ人口の増加が期待される、今後が楽しみなカードゲームとなっています。

カードの種類は?

ワンピースカードゲームで販売されているカードの種類は現時点で5種類になります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

リーダーカード

プレイヤーひとりにつき1枚だけ使用する「リーダーカード」は、いわばプレイヤーの分身。ゲーム開始時から表向きで場に出しておき、リーダーカードに書かれた「ライフ」の数だけ相手の攻撃に耐えることができます。ライフがゼロになったうえでリーダーをアタックされると負けになるため、しっかり守っていきましょう。ちなみに、リーダーカード自身が相手のカードをアタックをすることもできます。

また、ゲームに使用するカードはすべて、リーダーカードと「枠の色」が同じものでなくてはなりません。デッキを組む際は、リーダーと違う色のカードを間違って入れてしまわないよう注意してください。

ドン!! カード

「ドン!! カード」は自分のカードを場に出したり、一部のカードの能力を使ったりする際にコストとして支払うカードです。ゲーム中はほかのカードとは別に10枚まとめた「ドン!! デッキ」として使用し、自分のターンが来るたびに1~2枚引いて「コストエリア」という場所に置きます。

さらに、ドン!! カードはコストエリアで使うだけでなく、場に出したカードに重ねて「付与」することもできます。ドン!! カードを付与されたカードはパワーが+1000されるので、「アタックしたいけれどカードのパワーが足りない」といったときに使うのがよいでしょう。

キャラクターカード

原作の登場人物が描かれた「キャラクターカード」は一見リーダーカードと似ていますが、デッキに何枚でも入れることが可能(同じカードは4枚まで)。ドン!! カードをコストとして支払うことで最大5枚場に出すことができ、さまざまな能力を発揮してくれます。

加えて、キャラクターカードは横に倒して「レスト」の状態にすることで、相手のリーダーカードやキャラクターカードをアタックできます。アタックとは、カード同士の「パワー」の差で決まる力比べ。アタックされたリーダーカードが負けた際はライフが減り、キャラクターカードが負けた際はそのカード自体が場から排除されます。

イベントカード

「イベントカード」はドン!! カードをコストとして使用することはキャラクターカードと同じですが、効果を発揮した後は場から消えるのが特徴。使い捨てではあるものの、ゲームの流れを大きく変えることもあるカードです。

また、イベントカードには「トリガー」という強力な能力を持ったものが多い傾向にあります。トリガーの能力はライフエリアから手札に戻ってくる際にコストを支払わずに使用できるため、アタックされた際の反撃の手段として重宝するでしょう。

ステージカード

双方のプレイヤーは自分の場に「ステージエリア」があり、そこに1枚だけ「ステージカード」を出すことができます。もしすでに場にステージカードがある場合は、そのカードを排除することで新たなステージカードを出すことができます。

ステージカードならではの強みは、キャラクターカードと違って相手のアタックで破壊されることがないこと。継続して何度も能力を発揮し、ゲームを有利にしてくれます。現在はまだラインナップは少ないものの、今後カードが増えれば重要なカテゴリになっていくことでしょう。

ワンピースカードゲームの選び方

『ONE PIECEカードゲーム』の主役は、なんといっても美しいデザインと多彩な効果を持ったカードたち。そんなカードを選ぶにあたっては、以下ような選び方を以下3つの視点で紹介していきます。

【1】パッケージの種類で選ぶ
【2】好きなキャラクターで選ぶ
【3】付与効果で選ぶ

それぞれを詳しく解説していきます。

【1】パッケージの種類で選ぶ

現在、カードが手に入る商品には大きく「スターターセット」「ブースターパック」の2種類があります。

スタートデッキ

出典:Amazon

まだゲームをはじめられる充分なカードを持っていないなら、最初に買うべきは「スタートデッキ」。必要なカードが1プレイヤー分すべて封入されており、購入すればそのまま遊ぶことができます。

また、スタートデッキは複数の種類が発売中であり、カードの絵柄だけでなくゲームにおける強みもデッキによって大きく異なります。ひとつのデッキを使いこなせるようになったら、今度は別なデッキを使ってみるのもよいでしょう。

ブースターパック

出典:楽天市場

スタートデッキを購入した後は、「ブースターパック」で新たなカードを補充しデッキを強化していきましょう。なかでも、ふたつの色を持つ「混色」のリーダーカードは現状ブースターパックのみで手に入るカードです。混色のカードを使用すれば、組めるデッキの幅が大きく広がるでしょう。

ちなみに、ブースターパックのカードにはまれにイラストが異なる「パラレルカード」が存在しており、それらをコレクションするのもひとつの楽しみとなっています。BOXにはパックからは手に入らない限定のパラレルカードが1枚付属するので、レアなカードを集めたいのならまとめ買いもおすすめです。

【2】好きなキャラクターで選ぶ

カードには主人公ルフィが率いる「麦わらの一味」以外にもさまざまなキャラクターが描かれているため、ゲームでの効果や性能ではなく、あえてキャラクターへの愛着で選ぶという選択肢もあります。

「色」の制限があるため現状好きなカードだけでデッキを組むのは難しいかもしれませんが、「麦わらの一味は赤」「王下七武海は青」といったように、カードの色と描かれるモチーフには一定の法則があります。原作で思い入れのある勢力を軸に戦うのも、シリーズのファンの方にはおすすめの遊び方です。

【3】付与効果で選ぶ

ゲームで「勝てる」デッキをつくりたいなら、各カードの持つ特殊効果はチェックしておきたい要素のひとつです。たとえば、「ブロッカー」の能力を持っているカードは、他のキャラクターカードやリーダーカードに向けられたアタックをかわりに受けることができます。

一方、「カウンター」の効果があるカードは、キャラクターカードであれば他のカードが攻撃された際に場から捨てることで、自分自身のパワーを攻撃されているカードにプラスすることが可能。イベントカードであれば記載されている特殊な効果が発揮できます。これらを上手くデッキに組み込めば、ゲームをより有利に進められるでしょう。

重要なのは「リーダーカード」から選ぶこと

【エキスパートのコメント】

キャラクターへの愛着と性能、どちらを優先したい場合でも、重要なのは「リーダーカード」から選ぶこと。リーダーが決まれば、その色次第でデッキに加えられるキャラクターや能力の大まかな方向性も決まるため、選ぶカードの選択肢を大幅に絞ることができるのです。

「どんなデッキを組めばいいか分からない!」といったときには、まずはデッキの内容よりも「リーダーカード」を軸に考えてみましょう!

選び方のポイントはここまで! では実際にエキスパートが選んだ商品は……(続きはこちら)