元プロ野球選手の松坂大輔氏が26日、YouTubeチャンネル『松坂大輔 official YouTube』に出演。動画「松坂大輔が語る知られざるドラマ…今だから話せるPL学園延長17回の真相とは!?【平成の怪物伝説・甲子園編】」内で、第80回全国高等学校野球選手権大会の準々決勝・PL学園高校戦前夜の睡眠時間を明かした。

松坂大輔氏

第80回全国高等学校野球選手権大会の準々決勝・PL学園高校戦で、延長17回250球を投げ完投勝利を収めたことが語り草になっている松坂氏。前日の星稜高校戦でも投げており、「150球近く投げてて。完封はしたけど、めちゃくちゃ疲れてたんですね」と明かす。

また、「星稜戦の試合する時には、たしか(次の試合が)第一試合なのは抽選で決まってて」「“次の日朝早いな”なんて思ってたんですけど、その日もう全然眠れなくて」「8時半試合開始だったんで、4時起きだったんですかね?」「でも深夜1時くらいになっても眠れなくて。その日、2~3時間しか眠れなくて」と告白。そして「寝ちゃったんですよね、バスで球場に行くまで。だから球場に着いた瞬間、身体がめちゃくちゃ重くて。 “やばいなあ”って思いながら、ウォームアップしたの覚えてますね」と振り返る。

その後、試合が始まっても「なんかスイッチ入らないというか、気持ちがフワフワしてたまま投げちゃってた」という松坂氏だが、「試合の終盤からエンジンがかかりだした」「ようやく体が動きだしたのが試合の終盤だった」と回顧。「本来ならもうそれで負けてましたよね」「チームメイトが点を取ってくれて同点にしてくれたんで(勝つことができた)」と当時のチームメイトに感謝していた。