俳優の大鶴義丹が、23日に放送されたテレビ朝日系バラエティ番組『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(毎月第4金曜24:50~※一部地域を除く)に出演し、地方移住を3カ月で諦めた過去を振り返った。

  • 大鶴義丹=テレビ朝日提供

芸能人が地方移住を体験するテレビ番組の企画に参加し、2017年7月から3カ月ほど北海道・美瑛町での単身移住に挑戦していた大鶴。住まいに選んだのは東京ドーム1.5倍の敷地の森の中にある家で、大鶴は「アウトドアから遊びから、すベてが詰まっていると思った。美瑛町の風景を見ると、ここに一生住んでもいいんじゃないかという気持ちになるくらいでした」とスタート時のワクワク感を振り返った。

ところが、移住初日から家の近くにヒグマの親子が出現したという知らせが。その後も夕陽を眺めながらビールを堪能し、陽が沈んだ矢先に片付けのため庭に出たときには暗すぎて自分の手が見えないという状況に動揺。慌てて懐中電灯を手に外へ飛び出した結果、体長約12センチの巨大な蛾が懐中電灯に大集合という恐怖の事態に見舞われたという。蛾の大きさを「イメージで言うと、単行本ぐらいですね」と表現した先生に教室は騒然。先生は「(陽が沈んだ瞬間に)森は“魔界”となるんですね。キャンプ場とはレベルが違うんです」と、大自然の奥深さを力説した。

そんな日々が続く中、孤独な環境で大自然に触れて過ごしたせいなのか、大鶴は五感が研ぎ澄まされ、なかったはずの霊感が目覚めたと語る。「キツネがたまに現れるんですが、現れる前から“キツネ来るんじゃないかな”とわかるんです」といい、あらゆるものに敏感になってしまった結果「地下室が怖かった」「2階がきしんだり、風で木が揺れたり、ちょっとしたことでビクビクするようになった」と吐露。それから恐怖心を紛らわせるために酒に走り、深酒で体調を壊してしまったと話す大鶴。リモートワークの浸透により地方への移住希望が増加している今だからこそ、「移住前にやるべきこと」を教訓として語った。

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