煽り性能の高そうなデザインが特徴的な「一休さんの水あめ」という商品が発見されたと、ネットで話題になっている。これは和尚さんも怒って良いのでは? と思ってしまうようなデザインの水あめなのだとか。

  • 煽り性能が高い「一休さんの水あめ」が発見され、ネット「和尚さんはキレていい」
  • 少し口元が上がり、眉が下がっているせいで、水あめを食べながらこちらを煽っているように見えるような見えないような

一休さんといえば、とんちで有名なあのお坊さん(の子供時代)である。誰しも一度は、そのとんち話を聞いたことはあるはずだ。中でも特に有名なとんち話のひとつが、「水あめ」の話だろう。和尚さんが村人から水あめをもらい、それを欲しそうにしている一休さんに、和尚さんは「これは、大人が食べると薬だが、子供が食べると死んでしまうという、毒の水あめだ。決して食べてはいけない」と言う。すると、一休さんは絶対に食べないことを誓い、それに安心した和尚さんは用事に出かける。和尚さんがいなくなってから、他の小僧たちと水あめを分け合い、全て食べてしまうのだが、どうにか水あめを食べたことを誤魔化すために、一休さんはとんちを効かせるのだ。和尚さんの帰りを見計らい、和尚さんが大切にしていた茶碗を一休さんが割り、「お詫びに毒の水あめを舐めて死のうと思ったのに、全部舐めても死ねなかったです」と泣きながら詫びるという内容だ。

話題となっている「一休さんの水あめ」という商品には、一休さんが水あめを舐めている様子を描いたラベルが貼られているのだが、その一休さん、口元や眉毛がどことなく、馬鹿にしたような表情なのだ。一休さんのとんち話を知っていると、和尚さんを煽っているかのようにも見えてしまう。

ネット上では、「こんな顔で水あめ食われた和尚さんはぶちギレていい」「水あめ食べるふりしてこちらをあざ笑っている気がしてならない」との声が。

そもそも、「一休さんの水あめ」という商品名にもツッコミがあったりする。確かに、元は和尚さんがもらった「和尚さんの水あめ」であり、一休さんのものではない。

ネット上では「おまえそれ和尚さんの水あめ」「一休さんの(話に出てくる、和尚さんの)水あめ」とツッコミの声も多く寄せられた。