JVCケンウッドは9月28日、 ケンウッドブランドから、前後撮影対応の2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」を発表した。10月下旬に発売する。価格はオープンで、店頭予想価格は44,000円前後。

  • 前後撮影対応2カメラドライブレコーダー「DRV-MR870」

DRV-MR870は、フロントとリアの両カメラに、高感度の裏面照射型CMOSセンサー「STARVISTM」およびF1.6の明るいレンズを採用し、暗い環境でもノイズの少ない高感度録画を実現したドライブレコーダー。車の前と後にカメラを取付けることで、前後方同時録画が可能だ。

録画は、フルハイビジョンの約1.8倍の高解像度となるWQHD 3.7メガ記録モードが可能。HDR機能により、逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明などの明暗差が激しい環境下で起きやすい「白とび」や「黒つぶれ」を抑えるとしている。

  • 背面には2.7V型フルカラーTFT液晶を搭載

また、最大容量128GBまでのmicroSDカードを2枚同時に挿せる「microSDカードダブルスロット」を搭載。スロット1からスロット2へのリレー録画にも対応し、低フレームレート録画モードとの組み合わせにより最大約100時間の長時間録画できる。SDカードのエラーを未然に防止する「SDカードメンテナンスフリー」機能も用意する。

  • 「microSDカードダブルスロット」搭載

ドライブをサポートする機能として、 後方からの急接近や蛇行運転などのあおり運転を自動で検知する「AIセンシング」や、リアスモークガラスでも明るい映像で録画できる「スモークシースルー機能」、前方衝突警告や車線逸脱警告、発進遅れ警告といった「運転支援機能」を搭載する。同社ドライブレコーダーで初となる3年間の長期保証も付帯。

  • 後方からの急接近や蛇行運転などのあおり運転を自動で検知する「AIセンシング」

このほか、車載電源ケーブル「CA-DR100」(別売)を使用することで、24時間365日の長時間「駐車録画」に対応する。駐車中にフロントカメラ内蔵のGセンサーが振動を検知すると、前後2台のカメラで撮影した映像を記録して保存。微小な暗電流を使用するためバッテリーへの負担を抑えるという。

DRV-MR870 走行動画 |

本体サイズ/重さは、フロントカメラがW90×D39×H55mm/重さ133g、リアカメラがW41×D33×H37mm/重さ40g。

液晶サイズは2.7V型フルカラーTFT液晶で、記録解像度は最大WQHD(2,560×1,440ドット)。動画録画フォーマットはMOV(H.264+PCM)、静止画録画フォーマットはJPEG準拠(最大2,560×1,440ドット)。最大記録画角は水平115度×垂直63度×対角134度。

記録方式は常時録画(1分/1ファイル)、イベント記録(衝撃検知後:前10秒/後50秒)、手動録画(衝撃検知後:前10秒/後50秒)/駐車録画(衝撃検知3秒後から60秒間)/静止画記録(100ファイル上限)。

付属品は、2ndカメラ(ブラケット付)、microSDHCカード(32GB付属)、メインユニット用取り付けブラケット(両面テープ)、シガープラグコード(4.0m)、車外後方撮影用カメラケーブル(8m)。

なお、2022年10月25日までの期間、 公式オンラインストア限定で高耐久32GB microSDカードとKENWOODオリジナル真空ステンレスボトル、「録画中」ステッカーが付いてくる特別セットを予約販売を開始している。限定30台で公式オンラインストアでの価格は43,780円。詳しくは予約キャンペーン特設サイトを参照のこと。