ソフトバンクは9月26日より、シャープ製5Gスマートフォン「AQUOS R7」にソフトウェアアップデートの配信を開始した。
「AQUOS R7」は、5月9日にシャープから発表されたAQUOSスマートフォンのフラグシップモデル。ソフトバンクでは7月8日に発売となっている。1インチの大型イメージセンサーとライカ監修のズミクロンレンズを搭載し、SoCにはQualcomm Snapdragon 8 Gen 1を採用。ディスプレイは省電力性能となめらかな映像表現を両立した独自開発のPro IGZO OLEDディスプレイだ。
アップデート内容は次の2点と、製品をより快適に利用できるようにするための更新。
- 暗い場所での端末操作時、画面がちらつく場合がある事象の改善
- Bluetooth接続時の音声通話中、音が途切れる場合がある事象の改善
- カメラアプリの動作安定性の向上
- セキュリティの向上
カメラアプリに関しては動作安定性だけでなく、下記のような画質改善も行われる。詳細はシャープのWebサイトで確認できる。
- 夜景撮影の画質改善:夜景撮影においてまれに写真全体に赤みがかかる場合がある事象を改善。照明などの明るさが強調されるケースがあり、周辺の明るさに合わせて自然な明暗となるよう改善
- 料理撮影の画質改善:料理シーンにおける色再現性を向上。また、料理によって再度やコントラストが強調されるケースを改善
- HDR撮影の画質改善:風景撮影においてコントラストと露出を調整し、被写体の質感を向上
- オートフォーカスの安定性改善:暗所の逆光シーンにおいてオートフォーカス機能の安定性を向上
- ズーム時の解像感の改善:写真のズーム撮影において被写体の細部の描写を改善し解像感を向上
- ビデオ撮影の改善:暗所でビデオ撮影した際の色再現性を向上、シーンや被写体によってまれに露出が合わないケースを改善、手振れ補正の効果を改善
- その他:マニュアル写真撮影でRAW保存を行う際にRAW画像データの色の忠実性を向上
更新時間は最大20分程度。更新後のソフトウェアバージョン(ビルド番号)は「01.00.08」となる。