お笑いコンビの真空ジェシカ(ガク、川北茂澄)がパーソナリティを務めるTBSラジオのポッドキャスト番組『真空ジェシカのラジオ父ちゃん』(毎週土曜19:00〜配信)の番組イベント『真空ジェシカのお茶の間ーちゃん』が23日、東京・草月ホールで開催された。

  • 真空ジェシカ(左からガク、川北茂澄) =TBSラジオ提供

今年のイベントテーマは、“お茶の間”。真空ジェシカがTBSの朝のバラエティ番組『ラヴィット!』出演時にプチ炎上したことから「お茶の間に愛されるコンビになりたい!」と強く感じ、公演タイトルは『真空ジェシカのお茶の間ーちゃん』と題した。

当日は、ゲストとして同イベントに出演するトンツカタン・森本晋太郎が開演前アナウンスも担当。「許可のない写真撮影・録音録画はかたくお断りします」とイベントの注意事項を観客に伝えていくのだが、何やら周りから邪魔をされているよう。「もう〜、最悪!」「マイク食べんな、大鶴肥満」などとキレのあるツッコミで観客の想像力をかき立て、開演前から会場を盛り上げた。

そして本編は、今回のイベントテーマにもなっている“問題”のVTRからスタート。『ラヴィット!』テーマソングであるサンボマスター「ヒューマニティ!」のイントロが軽快に流れると、会場からは拍手笑いが。同イベントがTBSラジオのポッドキャスト番組イベントであることに加え、問題の放送日に麒麟・川島明の代打MCを務めていたアンタッチャブル・柴田英嗣が真空ジェシカの事務所の先輩であるという運にも恵まれ、このVTRを使用できたそうだ。

続いて、『ラジ父』でお馴染みのコーナーに寄せられたリスナーからのネタメールを振り返る企画を行ったあと、『ラヴィット!』の模擬番組『ラヴィ父!』を実施。トンツカタン・森本がMCを務め、なすなかにし、ママタルト、ケビンス、そして真空ジェシカがパネラーとして参加。本家を彷彿とさせるロケVTRが会場で流れ、パネラーたちがクイズに答えるなか、真空ジェシカがお茶の間に愛されるための極意を学ぶべくゲストに招いたなすなかの二人は貫禄の立ち回りを見せ、観客はもちろん、他の出演者たちも感心させた。

また、同コーナーのロケVTRには『ラジ父』でお馴染みの芸人が登場し、パネラーたちからも歓声が。さらに、この『ラヴィ父!』が今回のイベント後半に伏線として回収され、会場では笑いとどよめきが起こることに……。

『ラヴィ父!』終了後は、真空ジェシカとなすなかのトークコーナーも。中西茂樹が「真空ジェシカ好きなんですよ」「ワクワクする」と伝えると、那須晃行も「めちゃくちゃ好き」と共感。また、那須は真空ジェシカと『ラヴィット!』で共演した際、スタジオに小道具を忍ばせている川北に胸を高鳴らせていたと言い、「次は何が出てくるのやろって。めっちゃ好きやねん」としみじみと語っていた。

そしてイベント終盤には、ガクがヴェノーヴァを演奏し、肥満のサックスと念願の共演。タイピングや手品といった特技を持つ番組リスナーもパフォーマーとして加わり、会場を一体にするセッションを繰り広げた。

なお、『真空ジェシカのお茶の間ーちゃん』は、10月2日23時59分まで配信で視聴可能。配信チケットは10月2日21時までの販売となる。