SNSを中心に“有村架純似”のグラビアアイドルとして注目を集める小日向ゆか。昨年、グラビアデビューを果たし、多くの誌面を飾ってきた小日向が、今月2日に待望の写真集『小日向ゆかファースト写真集 はじメェ~まして。』(徳間書店)を発売した。
打ち合わせから制作に参加し、沖縄・宮古島で健康的な美ボディを披露した今作。小日向は、どのような思いで撮影に臨んだのか。撮影の裏話をはじめ、あふれる“ヤギ”愛と“写真集”愛のほか、芸能活動を始めたきっかけや今後の展望についても聞いた。
■念願の写真集発売決定に「ドッキリか? と(笑)」
――1st写真集発売おめでとうございます。発売が決定したときの率直な気持ちはいかがでしたか?
いや~、本当に信じられなくてびっくりしすぎて全然理解できませんでした。“なんの話をしているんだろう……”とポカーンとしてしまって、ドッキリか? と(笑)。でも、打ち合わせに参加させていただいてから、徐々に実感がわいてきて嬉しさがこみ上げてきました。
――反応できないくらい驚きだったと(笑)。発売日にはイベントも開催されて、ファンの方から感想を聞く機会や反響もあったかと思います。
発売当日だったんですが、すでに見てくださった方もいて、とても嬉しかったです。SNSでもたくさんのコメントをいただきました。
――デジタル写真集は以前もリリースされていましたが、やはり紙の写真集は違いますか?
全然違いますね~! 私自身、写真集だけでなくてマンガなども紙で読むほうが好きということもあって、テンション上がりましたね。実際に出来上がった見本をいただいたときも手触りを確かめたり、匂いを嗅いだりしてしまいました(笑)。やっぱり、この“めくる”っていう動作もいいですし、めくった先に見開きでどーんと写真がある迫力とかも違うと思うんですよね。しかも今回は私1人で100ページ以上にわたって載っているので、特別です!
■打ち合わせから制作に参加した“写真集”愛
――写真集がお好きなんですね! では、「自分が出すときはこういう風にしたい」みたいなイメージは持っていたんですか?
やりたいシチュエーションとか、撮りたいカットとかのイメージはあって。実際に打ち合わせでは、内田理央さんの写真集を見て、イメージを固めました。初めての写真集なので艶っぽいよりも、爽やかなポップなイメージにしたくて、内田理央さんの写真集が想像していたイメージに近かったんです。そのほかに、個人的に参考にしたのは広末涼子さんの写真集。この中にはオフショットのようなちょっと砕けた笑顔や表情が載っているページがあって、それがすごく素敵だったので、今回の写真集でもオフっぽいカットを使っています!
あとは、『To LOVEる -とらぶる -』というマンガを描かれた矢吹健太朗先生の画集を見て、フェチに刺さるポージングや構図、角度を勉強しました(笑)。
――広末さんの写真集は世代的には前ですが、過去の写真集もよく見るんですか?
見ます! 広末さんの写真集は発売されたときにすごく人気で大ヒットしたと聞いたことがあったので、人気の秘密を探るべく……(笑)。趣味として、女優さんの写真集を見るのが好きなんです。もちろん、ザ・グラビアのボディラインを見せる写真集も好きなんですが、表情とかで表現されている写真集が個人的には好みです。
――なるほど。もともとの趣味に加え、かなり入念に準備をされて臨まれたことがわかります。水中撮影に挑戦したのも、なにか写真集で見たことがきっかけなんでしょうか?
そうです!今まで見てきた写真集の中で一番刺さるカットだったので、やらせてもらいました。濡れている肌とパーツの寄りっていう私の趣味全開のカットです(笑)。これも自分の写真集だからこそできることかなと思って。
■最大のこだわり“ヤギとの共演” きっかけは幼少期
――たしかに。雑誌などでは難しいかもしれません。また、こだわりとしてヤギとの共演を強く希望されたそうですが、一緒に撮影してみていかがでしたか?
すごく難しかったです……。一緒に撮影したのが子ヤギちゃんで、お母さんを求めているのか、ずっと鳴いているんですよ。鳴き声も子ヤギだからすごく高くてかわいかったんですけど、エサをあげながらなんとか撮影していました。
――動物だからこちらの思い通りにはいかないですよね。
スタッフさんにカメラの後ろからエサをチラつかせてもらいながら、なんとかカメラに視線が向いた奇跡のカットが撮れたので、写真集でぜひ見てほしいです。
――そもそもヤギ好きはいつからなんですか?
小さい頃に、ヤギや牛、馬がいる牧場のようなところによく連れて行ってもらっていて。そこでふれあい機会が多かったのがきっかけなんですけど、大人になってから、ふと「ヤギかわいかったなぁ」と思い出して(笑)。今、猫を飼っていて、甘えた表情とか仕草をしてくるんですけど、ヤギって一切そういうのがないんですよ! こっちが近づいても、ただ草を食べて遠くを見つめる。その凛々しさというか読めない表情が魅力だなと。
あとは鳴き声もすごく面白くて、聞いているだけで笑顔になれるのでおすすめです。皆さんにもっとヤギの良さを知ってほしくて、ヤギ沼に一緒にハマってもらいたいです。どうしてもヤギのソロカットを入れたくて、実は写真集でもヤギの写真を増やしてくださいとお願いしたんです(笑)。本当はもう入る隙間がなかったんですけど、最後のスタッフクレジットのページにねじ込んでもらいました! この写真すごくお気に入りで、今、私の携帯の待ち受けになっています。