オウガ・ジャパンのOPPOブランドから、ライトユーザー向けのスマートフォン「OPPO A77」が登場しました。基本的にはシンプルなエントリーモデルですが、初めてのスマートフォンにも十分な性能と感じました。
OPPO A77のSoCはMediaTekのHelio G35を搭載。パフォーマンスとしては特別なものはありませんが、特別遅いというわけでもなく、カメラとメッセージのやり取りといった、軽量の作業であれば問題はないでしょう。
ストレージ容量は128GB。OPPOは同価格帯のスマートフォンでは64GBが多いとしており、より多くのデータを保存できることをアピールしています。外部メモリも対応しているので、たくさんの写真をそのまま保存している人でも、比較的安心して長期間使えるでしょう。
メモリは4GBなので少し物足りないところですが、拡張メモリを最大4GBまで追加してパフォーマンスを確保できます。
バッテリー容量は5,000mAhと大容量。スペック的にもハイエンドというわけではないので、バッテリーの持ち時間は期待できそうです。33Wの独自急速充電技術「SUPERVOOC」に対応し、5分で3時間の連続通話できるレベルの充電や30分で約50%までの充電ができるので、大容量バッテリーとあわせて安心して1日中使えそうです。
こうした機能に加えて、デザイン面でもハイエンドスマートフォンと同じ背面加工技術「OPPO Glow」を採用。さらさらした手触りは安っぽくなく、指紋も付きにくいので、見た目にもキレイなままで使えるのは好印象です。
カメラは5,000万画素の広角カメラと深度カメラを搭載。撮影に使われるのはシングルカメラですが、自然な背景ボケを撮影するといった用途には使えそうです。比較的人の撮影が多い人にも良さそうです。
価格は25,000円ほどと安価なスマートフォンなので、気軽に使って、必要に応じて次の端末はスペックアップするといった、自分の使い方にあわせて使いこなすといいでしょう。