JR東日本高崎支社は、鉄道開業150年に合わせ、旧型客車「スハフ42-2234」のカラーリングを青色(青15号)へ変更すると発表した。このカラーリングを施した旧型客車は、1960年代以降、全国の路線で普通列車をはじめ幅広く活躍していたという。
旧型客車「スハフ42-2234」は、1954(昭和29)年に日本車輛製造にて製造された後、1962(昭和37)年の電気暖房化により「スハフ42-2234」へ改番されたという。1972(昭和47)年、内外装のリニューアルで車体色が青色(青15号)に変更され、1994(平成6)年の高崎運転所配属に合わせ、車体色が茶色(ぶどう2号)に変更された。
高崎支社によれば、8~9月にかけて同支社所属の旧型客車の一部車両について車両塗装変更を行い、旧型客車「スハフ42-2234」のカラーリングが青色(青15号)に戻されるという。この客車は10月以降、蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル機関車の牽引による運行を予定している。
「スハフ42-2234」は今後のイベント等でも登場予定。10月15・16日に開催される「鉄道開業150年記念高崎てつどうわくわくフェスタ!」で展示される予定となっている。